あらすじ
最終章、時は27年後へ――!!魔族触手の兵器化技術によって、世界は狂気の戦火に包まれた。韋駄天に恋した魔族達は、それぞれに意外な結末を迎える。勝利を確信したミク主導のもと、“和解と共存”へと向かう中、ひとりギルだけは疑心を抱えていた。そして魔王の正体が暴かれ、古の封印が解かれるとき、“最強の韋駄天”のラストバトルが始まる!!神・人・魔物の800年ぶり生存闘争、ついに終幕!!!
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綺麗に終わりましたね
8巻までで韋駄天不利の流れから魔族のミクの手で綺麗にパズルがはまっていきました。
最後の方、ミクの発言通りで実際の所完全に争いの火種の根絶は不可能で、
”丁度いい塩梅”に持っていった形が現実的なラインでの理想ではないかと。
読者にとっては愛着の湧いた韋駄天・魔族双方の魅力的なキャラクターがほとんど失われず、1人訝しみつつも残ったほぼ全員が幸福を享受して
いた結末はハッピーエンドと言えるのでは無いでしょうか?
微エロあり、バトルありで少しオトナ向けの良質な物語でした。
進んでいけ聖者の行進
完結です。
作者が言っていた通り、意外にも終わりはあっさりと、しかし後腐れもなくすっきりと終わった感じです。ギルの抱える違和感は今後読者も抱えてこの完結を噛み締めなければならないということでしょうか。
俺たたエンドのようでもあり大団円でもあるような、本当に不思議な終わり方です。
まあ1000年は平穏も続きそうですし、彼らの行進はきれからも続いていくでしょう。
よかったね、ピサラ大将。コリーくんは残念だったね。
魔族の勝利エンド
和解という形だけど、韋駄天と魔族が勝手に決めたことで、被害にあった人間族からしたら、魔族の勝利だなって感じ。魔族は徹底的に滅んで欲しいと思っていたから、残念エンドでした。