あらすじ
家政夫くんがお疲れ刑事の悩み事も綺麗に解決します!
仕事で忙しく、家事が行き届かなくなった刑事の怜は家事代行サービスを呼ぶことに――。
そこにやって来たのは、きれいな顔立ちをした青年・光弥だった。
黙々と仕事をこなす光弥との話題のひとつとして抱えている事件の話をすると、彼はあっと言う間に真相を言い当ててしまう――!
『無気力探偵』の著者が贈る、家政夫ミステリー?
◎コンテンツ
第一章 死者から届くメールの問題
第二章 甘く香る罪人の問題
第三章 過去と刑事と家政夫の問題
◎著者
楠谷佑(くすたに・たすく)
富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(マイナビ出版刊)で商業出版デビュー。
◎カバーイラスト
スオウ
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Posted by ブクログ
読んでて割と最初の方から、登場人物名がやたら音名になっていること、舞台の恩海市や隣の音野市など地名も音楽分野に寄り添っていることに違和感を覚えながら読み進めたらまさかのコーダ!笑
「ラ」だけ、該当人物が誰かわからなかった…。
(そらで書いているので間違ってるかも)
ド 土門
レ 連城
ミ 三上
ファ 不破
ソ 空谷
ラ (わかった人教えていただきたいです)
シ 島崎
『無気力探偵』シリーズで1と2共にとても楽しませていただき、その流れで気になって読みました。今作も夢中で読んでいました。
地図記号も初っ端に同じことを考えて「あ、やっぱり?!(嬉)」と思ったら、まさかのミスリードで楽しかったです。
社会人1年目で、仕事の合間や通勤時間、退勤後のおうち時間を支えていただいています!
ありがとうございます!
Posted by ブクログ
面白かったです。家政夫くんの推理部分は私には分からず、へーそうなんだと思うだけでしたが、全体のストーリーは楽しめました。その後、ほかの人の感想を見て、あ、恩海、本当にだ!と気づきました。それであの記号か。あったなーそんな記号。ラは分かりませんでした。
悲しい事件のその先には
推理小説としてはやや物足りなさがあるものの、好みな作品でした。もう少し謎解きシーンが充実しているともっと良かったかな。
この1冊で怜と光弥の事情が明かされ、家族を失った事件も解決して物語は完結しています。
ですがこの作品、続編があるんですね。
ということは、怜と光弥は今後別の事件に関わっていくということで...。
刑事の怜はともかくアルバイト家政夫の大学生である光弥をどう事件に絡めていくのか。作者様の腕の見せ所でしょう。楽しみです。