【感想・ネタバレ】ゲームプログラミングC++のレビュー

あらすじ

誰も教えてくれなかった、
ゲーム開発の基本を徹底的に学ぼう!

・ゲームとはどんなプログラムなのか?
・「あの機能」はどうやって実装されているのか?

3Dグラフィックスからサウンド、AIまで。
ゲームプログラマーになりたい人のみならず、
すべてのゲーム開発者が知っておきたい「基本」が詰まった、
ゲーム開発の教科書!

C++の初歩は習得済みで、本気でゲームプログラミングを学びたい人が、
新人になる前に、確かな基礎力を磨ける一冊。

====目次====
Chapter 1 ゲームプログラミングの概要
Chapter 2 ゲームオブジェクトと2Dグラフィックス
Chapter 3 ベクトルと基礎の物理
Chapter 4 人工知能(AI)
Chapter 5 OpenGL
Chapter 6 3Dグラフィックス
Chapter 7 オーディオ
Chapter 8 入力システム
Chapter 9 カメラ
Chapter 10 衝突検知
Chapter 11 ユーザーインターフェイス(UI)
Chapter 12 スケルタル(骨格)アニメーション
Chapter 13 中級グラフィックス
Chapter 14 レベルファイルとバイナリデータ
付録A 中級C++の復習

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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難しかった

ゲーム開発の勉強をしたいと思って一冊目に選んだら難しすぎて詰みました(笑)まあ、雰囲気だけでもと思って読み進めたので、いつか理解できるくらいまで実力が上がったらと思います。

#タメになる

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2025年01月30日

Posted by ブクログ

地味なタイトルに見えるけど、今更C++でゲームという題材で出版されるだけあって流石に質が高かった。今まで読んだことのあるゲームプログラミング入門の本では一番だった。この本を読む前までは10年前に出た「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」という本が一番だった。

特に良いのは、WindowsとMac両方に対応するためにクロスプラットフォームなコード設計になっている恩恵で、Linuxでも動かすことができる点。実際、Debian 9-10、x86_64、Intel HD 630という環境で動かしながら読み進めた。いくらか修正は必要だった。あと13章の遅延レンダリングを用いたポイントライトがうまく適用されないのがまだ未解決。

使用しているライブラリは、SDL2、OpenGL (3.3)、GLEW、SOIL、FMOD、rapidjson。このうちFMOD以外はDebianのリポジトリに用意されていて、パッケージマネージャでインストールできるので楽だった。

提供されているサンプルプロジェクトはゲームと呼べるようなものではなく、解説しているテクニックのデモ版のような簡単なものだけど、このコードをベースに遊べるゲームに仕上げることは可能だと思う。

C++のコーディングスタイルは理想的だとはいえないものの、許容範囲内で読みやすいと感じた。個人差はあると思う。ActorとComponentと呼ばれるものを組み合わせたものをベースにした設計は把握しやすかったし参考になった。C++11の新しいものはおそらく意図的にすぐに理解できるものだけを積極的に使っている。トリッキーなのはない。

各章ごとに参考文献が羅列するだけでなく的確に紹介されているのも良かった。そもそもゲームプログラミングに必要な技術全体が1冊に収まるものでもないだろうし、この本で扱っているのは各分野への入り口の基本的なことであって、本格的にやるにはもっと深入りしないといけないだろうから次にどこに進めばいいのか案内してくれるのは助かる。

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2020年03月21日

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