【感想・ネタバレ】たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて――。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。『たんぽぽ団地』改題。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

重松清さんの作品を読みました。取り壊しが決まった昭和の団地を舞台に、重松さんらしい、時空を超えて子どもから大人まで、登場人物が自分たちの人生を振り返る。困難に立ち向かう姿を通じて、読者にさまざまな気づきをくれる一冊です。職人気質なおじいちゃんと子どもたちの距離が近づいていく。そしてこちらも重松さんらしい、いじめられていた子が立ち向かう。お話の世界をつくる人、とのフレーズあたりに、特に、ぐっときました。単行本はガリ版で刷られたイラストも掲載されているようなので、本屋さんに行ったら見てみたいと思います。#たんぽぽ団地のひみつ

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

団地が舞台で、タイムトラベルの基地になってるドラマが本当になっちゃうようなお話。
私としてはあの悪役は立ち直れないほどぼこぼこにしてほしかったところですが、現実はそんなものですよね。
徹夫さんが不器用なりにコミュニケーションをとるところとか、すごく待ってた感がとても可愛いです。

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2019年03月31日

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