あらすじ
【ルビー文庫:D……ルビー文庫より電子限定のBL作品を配信!】
大国の王の元側室だったリードは名実ともに王太子・ラウルの唯一の妃となるが、アローロ王・リケルメから隣国で革命が起こり、王権が打倒されたとの報せがもたらされる。黒幕は海を挟んだアトラス大陸の連合公国元首・コンラートだというが、リードは前世の記憶からコンラートの手腕に既視感を覚える。衝撃を受けるリードだったが、たとえ自国で革命が起きても、「国家は王のためにあるわけではない」と民のことを第一に考えるラウルに誇らしい気持ちになる。だが革命の余波により、アトラス大陸から亡命者を受け入れることになり…?
感情タグBEST3
続く…
後宮シリーズ3作目。オルテンシア国の王太子ラウルとその妃リード。ラウルとともに国造りに励むリードだが、ハノーヴァー連合公国元首コンラートの魔の手が伸びる。前世の記憶を持つリードが、同じように前世の記憶を持つコンラートと対峙する。間諜、裏切り、誘拐。BLというより、なんだか壮大な物語になってきた感。でも、リードとラウルは安定のラブラブ。アローロ王リケルメも健在。リードは、コンラートと対抗すべく、近隣諸国と手を組み、備える。物語はまだまだつづく様子。気になる。
おもしろくなってきた
こういう王室関係の話は恋愛問題もいいけど、外交上のトラブルの話のが俄然好きかも
ここにきてまた前世の記憶の話が出たけど、今回はそれがメインだし、それほど違和感なく入り込めたのでよかった