あらすじ
▼第7話/死者の夜▼第8話/血闘!!中央デパート前▼第9話/トカゲも踊る盛り沢山▼第10話/鴨のロースト魔法使い添え▼第11話/統一魔界なんちてトーナメント●主な登場人物/カイマン(魔法で爬虫類の頭に変えられた男。かけられた魔法を解こうとしている)、ニカイドウ(カイマンの友達で、食堂を経営している。武術の心得もある女)、藤田(相方とホールに魔法の練習に来て、カイマンに襲われる)、煙(藤田の上役。部下がカイマンに殺されたのが気に入らず、復讐を決意)●あらすじ/カイマンが暮らす「ホール」の街に、年に一度の恐怖の夜がやって来た。それは魔法使いに殺された人々が、墓から甦り、生きている人間達を襲う「リビングデッド・デイ」。そして、ゾンビを倒して回るカイマンとニカイドウの前に、新たな魔法使い「心」と「能井」が現れる(第7話)。●本巻の特徴/「魔法の効かない俺に勝てるはずないぜ」と、敢然と「心」達に挑みかかるカイマン。しかし、この連中は予想外の強敵だった! 手も足も出ないカイマンは、ついには首をかき切られて絶体絶命に…!! だが、そのときニカイドウが思いがけない行動をとって…。事態はさらに混沌の渦中へ!!●その他の登場人物/恵比寿(爬虫類の魔法を使う女。カイマンに顔を傷つけられた)、心(煙の雇った殺し屋。先輩格。何でもバラす)、能井(煙の雇った殺し屋。後輩格。こちらは何でも直す)
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魔法使いに頭をトカゲに変えられ、記憶を失うばかりか、自分の中に他人が住んでいる…???
そんなとてつもない状況に置かれた男、カイマン。「口の中の男」が犯人を言い当てるまで魔法使いの頭に噛みつき続けるカイマンは、はたして元の姿に戻れるのか…。
読み進めるにつれて明かされるカイマンの秘密や、魔法使いの世界とホール(人間の世界)との関係性の謎を知るたびに、「そういうことだったのか」「え、じゃあこれってあれと繋がってたの!?」という驚きがあり、読み進める手が止まりませんでした。
また、絵にとても味があってマンガの世界観とマッチしており、時には恐怖、時には安心感が感じられ、登場人物と感情を共有しているような気分になりました。
ただ顔を変えられたから元に戻すだけだと思っていたのに、登場人物やそれぞれの世界が複雑に絡み合い、あんな結末になるなんて…。
口の中に他人が住んでいる記憶の無いトカゲ頭の男の結末、少しでも気になった方は必読です。
感情タグBEST3
しびれるほどいい
2巻は最初の詩的なフルカラーからいいんだわ。っつーかほんと、2巻は最高にいい。扉絵1つとってもすべてがセンスの塊で。
キャラクター達みんな面白かったり、ホールの行事の生活感だったり魅力が作品に溢れてる
Posted by ブクログ
CONTENTS
魔の7 支社の夜
魔の8 血闘!!中央デパート前
魔の9 トカゲも踊る盛り沢山
魔の10 鴨のロースト魔法使い添え
魔の11 統一魔界なんちてトーナメント
魔のおまけ
第2集でわかったこと。
?ゾンビは塩に弱い。
?ニカイドウは過去のある女。
?標本はホルマリンに限る。
?ブラのカップ表示は我々と同じ。
?口の中の男はすでに死んでいる。
?ハングリーバグは経営難。
?カイマンは脱ぐとやっぱりすごい。
?第2集は1話少ないがおまけが多い。
そして第3集でわかること。
それはまだ…混沌の中。
それが…ドロヘドロ!
Posted by ブクログ
絵も内容もハンパなく最高です!!
これは本当にオススメです。貴方の何かが変わる可能性大ですw
魔法使い達が自分の魔法を試しに人間達を実験台にする。
主人公のカイマンはその被害者の1人。魔法で頭を爬虫類に変えられ記憶も失う。
そして、親友のニカイドウと一緒に自分の正体を探っていく…
彼は何者なのか、なぜ記憶がないのか、口の中の男は誰なのか。それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!
↑漫画から引用w
Posted by ブクログ
「ドロへドロ」は、魔法が日常的に使える異世界の物語である。
この世界では、魔法使いが住む世界と、扉の向こうの「ホール」という二つの世界がある。
魔法使いは扉を使ってホールに行くことができるが、ホールの住人は魔法が使えないので魔法使いの世界に行くことはできない。ホールの住人は魔法の練習台にされており、常に魔法使いに対する恐怖を抱きながら生活しているのである。
主人公は、ホールに住むカイマンという青年。彼は魔法被害者(魔法使いの練習台にされた人間のこと)で、魔法によって頭部を爬虫類にされてしまい、しかも魔法をかけられる前の記憶がない。
カイマンが魔法使い狩りを行い、本当の顔と記憶を取り戻すために自分に魔法をかけた魔法使いを探す、というのが主なストーリーの軸となっている。
…ごちゃごちゃと書いたが、このような説明では全く表せないほどドロへドロの世界観は圧倒的で、一言で魔法使いと言っても通常イメージする姿とはかけ離れている。
一見「ホールVS魔法使い」で「善VS悪」というような図式に見えるが、物語が進むにつれ、二つの世界はどんどん交錯していき人間関係も謎も複雑化していく。
この物語、本当の意味での悪人が出てこない。カイマンと敵対している魔法使い側の人たちも、憎めないどころかだんだん主人公サイドより健全に見えてくる始末。敵味方がはっきり分かれておらず、今後ストーリーがどのように展開していくか予想がつかないのである。ファンタジー、ミステリーの両面からお勧めできる傑作。
まぁ、スプラッタが苦手な人は読みたくないと思うかもしれない漫画である。
確かに、「こいつら痛覚ないのか?」と聞きたくなるほど、首は飛ぶは内臓は出るわ爆発するわで、戦闘に入るたびに恐ろしい目にあっている。(しかもなぜか絶対に死なない)
でもそれが不思議と全くグロく見えないのは、絵柄のせいもあるのかもしれないが、ストーリーの絶妙なギャグの効果ではないだろうか。意外な魅力であるが、この漫画、めちゃくちゃギャグが面白い。ほのぼのと野球やらパイ屋出店競争やらやってる間にどんどん話が進んでいく、殺伐とほのぼのが共存した不思議な漫画である。
内臓が半分飛び出てようがなぜかほのぼのしてしまう、そこらへんの不思議な感覚は読んで実感して頂きたい。
Posted by ブクログ
これはぜひとも読んでいただきたい!
グロイのに可愛い!グロくてもいとおしい!摩訶不思議な世界で繰り広げられる日常とバイオレンスに釘付け!
敵(?)も味方も動物も全てが愛おしい。全てを愛でたくなる。
純粋な萌えはここにあると信じて疑いません。キャラクターを愛するというのはこういうことか!と気づかせてくれた一冊。
もちろん話も面白いです。今後みんながどうなるのかずっと見ていたくなります。
Posted by ブクログ
主人公二人と心能井コンビの戦いの、押しと引きのさじ加減は見事としか言いようがありません。鴨肉人形といい魔のおまけといい、こんなアイディアをどこから出すんでしょうかこの人は。
Posted by ブクログ
町内会行事ノリのゾンビ退治。早速対峙する心能井コンビとカイマン二階堂コンビ。なかなかまともにならない恵比寿と藤田の保護者っぷり。チラ見せの心と二階堂の過去。カイマンに餃子食べさせてる時の二階堂の笑顔好きだなぁ。
Posted by ブクログ
表紙は「魔法使いのマスクを被った」二階堂です。
マンガでは、5巻で装着しています。
ついに、カイマンの【頭】に関係ありそうな
魔法使い「栗鼠」が登場します。
恵比寿はソンビに噛まれてゾンビ化してます。
「ま、イイか!テキトーで。」な一言と共に
正に適当に(治療後:独り言が多い。首が据わらない)
能井に治されてます。
それが………ドロヘドロ!