【感想・ネタバレ】未来年表 人口減少危機論のウソのレビュー

あらすじ

2020年代 労働力人口が5年間で300万人減り、日本経済が大打撃を受ける!
2030年代 地方の生産年齢人口が激減し、地方税収が落ち込む!
2040年代 自治体の半数が消滅の危機に陥り、行政運営に支障が出る!
2050年代 団塊ジュニア世代の高齢化で、社会保障制度が崩壊の危機に!
2065年 2.5人に1人が高齢者となり、日本は貧しい国になる!

だから、どうした? 人口が減ると、何か問題でも? 経済学者・高橋洋一が、いま話題の「未来年表」を一刀両断! 人口減少危機論を煽る黒幕の正体を暴く!!

本書は、2018年9月末時点の情報に基づき執筆されております。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

mac

ネタバレ 購入済み

老後に備えて

一部ご紹介します。
・適切な金融政策で、非労働人口が労働人口に変わる。むしろ、人口減少時代の方が、人手不足故に、効率化を図るための技術革新を起こすインセンティブが働くため、生産性向上が実現する。
・全体の物価は、個々の価格とは関係なく動いていく。
・人口減少でも良質な製品であれば売れることもある。だが、人口増加でも、良質な製品でないと売れない。
・年金は保険である。40年払った保険料=20年間で受けとる年金。
・「ねんきん定期便」は、国からのレシート。
・民間保険は手数料を保険外交員に貢ぐだけ。
・最低一つは、日本語以外の言語をマスターした方がいい。英語も数学も、プログラミングも、会計などもりっぱな言語の一つ。
・歴史を振り返れば、人口減少より、人口増加の方が問題だった。多くなった人口を養うのに、使えるリソースは有限だったからだ。
・人手不足は、外国人労働力ではなく、AIやロボットで補うべき。
・外国人が留学生として、日本に入国し、日本の高額医療を受けて、彼らの母国に帰ってしまう。つまり、国民保険に不正加入されているために、日本の医療費が食い物にされている。
・老後に備えてお金を貯めるべし。
・金融商品を選ぶ時のポイントは、「税制の恩典」と「手数料」だ。
・自分の才能を信じ、スキルを身につけ、組織に属さなくても、自分の力で食べていけるだけの武器を身につけるべし。「好きこそものの上手なれ」。自分が好きなことは、他人よりも自分のアドバンテージになりやすい。

0
2022年09月30日

「社会・政治」ランキング