あらすじ
「落ち着きがない」「言うことを聞かない」「変なこだわりは女の子以上!」など、ママにとって男の子は謎の存在。そんな男の子の「なぜ?」を「モンテッソーリ流」で読み解きます。
本書は、ベストセラー『知る、見守る、ときどき助ける モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』(2015年8月刊行)の第2弾。著者も男の子2人のママ(執筆当時3歳と1歳)で、実際に体験した話、著者ならではの工夫が満載です。
モンテッソーリ教育では、「子どもの敏感期」に注目します。
敏感期とは、生き物が、ある一定期間、特定の能力を得るために、環境に対して「敏感」になる時期のこと。モンテッソーリ教育では、敏感期の親の接し方や環境づくり次第で、子どもが自主的に活動し、子どもの才能が開花する、と考えています。
女の子より「こだわり」が強い男の子にとって、「敏感期」は重要な時期になります。
男の子のこだわりを尊重し、才能を伸ばすキーワードは、次の3つの「み」です。
・子どもの「敏感期」に、なぜそういう行動をするかを観察する【→みつける】
・こだわりをみつけたら、役に立つかは関係なく、こだわりを認める【→みとめる】
・子どものこだわりから、新たな興味に広がるように手助けする【→みちびく】
本書は、親(特に母親)が、男の子の強いこだわりに対応し、その才能を伸ばす方法を、笑える漫画イラストを交えながらビジュアルでわかりやすく教えます。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
男の子(大人の男性にもあてまはまりそう)の謎行動への対応が書かれており、定期的に読み返したい本。
大人の女性である私には理解できない、できて当たり前と思ってしまうことでも男の子には男の子の世界観、価値観があることを忘れないようにしたい。
Posted by ブクログ
ついつい言ってしまう「すごいね」の声掛け。「すごいね」と親目線で評価するよりも、「がんばってたね」「見てたよ」と、子どもの行動の過程に注目した言葉がけができるとよい。
Posted by ブクログ
★きっかけ
モンテッソーリってよく聞くけどなんぞや?と思っていた。男の子、分からなすぎて不安しかない!
のびのび育ってほしいけどどうやって関わったらいいの?
★感想
イヤイヤ期怖いなーって思ってたけど、正体と捉え方を知ればあまりビクビクしなくていいのかも?
イヤイヤ期は「敏感期」で、『順序、習慣、所有、場所、運動、お手伝い、読み書きなど』に「こだわる」時期であると。。
そして「敏感期」とは、『ある目的のために、あるときにだけ、何かに対して、非常に強く反応する』ということらしい。
へぇ、そう考えるとなんか理由があって、うまくいかなくてイヤイヤするのねー
本に書いてある通りスマートにスムーズにいくとは思えないけど、科学者のような目で子どもを見る、というように、この子はどんなことにこだわってるのかな…という目線で近くにいてあげたいな。
そして環境を整えて、『みつける、みとめる、みちびく』をしていきたいな。
子育て本って、子育てのネタバレ感とこうした方がいいですよっていう他人の意見を聞くことに、ただなんとなくの拒絶反応があったけど、初めての子育てだし、知識や一意見としてゆるーく耳を傾けるのはいいのかなと考えが変わってきた!
子どもはお手伝いが好き、ということで、テーブル拭きとオムツ捨てを教えてみたらできるじゃない!しかも楽しそうに!
これは実行してみてよかった!