あらすじ
遥かなる草原と精霊の祝福が、
新婚夫婦に幸せを運ぶ──。
江本マシメサが贈る
遊牧×グルメ
異国恋愛ファンタジー 堂々の完結!
調停者の一族の青年・リュザールと、不遇な羊飼いの少女アユ。
草原で出会いを果たした二人はそのまま結婚することになり、
思いがけない新婚生活が始まった。
働き者のアユは、ユルドゥスの温かい人々との遊牧暮らしのなかで
生きる希望を取り戻し、リュザールとの絆も深まっていく。
初夏のある日、二人は小さな隊商と行動を共にしていたところ、
侵略者一族の襲撃に遭う。
リュザールは自らの血によって精霊の力を揮い侵略者を撃退するものの、
その代償は大きく、倒れ伏してしまい……。
※電子版は書き下ろしショートストーリー『セナとケナンの遊牧暮らし』の特別付録つきです。
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遊牧民族の生活を垣間見る
アユの家族、本当酷い。
非道すぎる。逃げてぇって思いながら読みました。
リュザールの一家との対比が酷すぎる。
アユが調停一族の一員として幸せになってよかったと思いました。
調理の過程など丁寧に描写があり、遊牧民族の文化が知れて面白かったです。
夫婦がメチャかわいい。
ホントにこの夫婦、かわいいの。成り行きで夫婦になったんだけど、どんどんお互いがお互いを必要として、あのめぐり合わせは偶然ではないんだなぁって思うくらい。1巻は序章に過ぎず、張られた伏線がうまく回収されている。そして1巻とは違うハラハラドキドキのストーリーだったけれど、最後は本当に良かったねとリュザールに言いたい。