あらすじ
「いい子にしてたら、褒美をやろう」没落貴族の藤丸(ふじまる)は妓楼・寧々屋(ねねや)の稼ぎ頭。元奉公人で妓楼の若い衆である京吾(きょうご)を、いまだに自分のもののように扱い、「褒美」と称して己の唾液を与える。京吾は黙って褒美を享受し悦びに身を打ち震わすが――。妖艶で歪な廓物語、ここに開幕。
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匿名
話がさ、しっかり作られててタイムトラベルした気分!口調も客の回し方やら細かいとこまで!生でみた事ないけど、リアルー!遊廓陰間茶屋もの好きで色々よむけど、すごいひかれた!藤丸の妖艶さも!!
すごくドロドロしているようで、純愛のような…2人はとても複雑な関係ですね。
決して2人が結ばれることはないんだろうけど、どうにかならないかな?って思うくらい切なさもあります。
元貴族で花魁の藤丸も、元奉公人で今は若い衆の京吾もどちらも綺麗なお顔…。表紙よりも本編の方が綺麗だし、表情や口調も好きです。
色恋は禁止だし、主従関係も続いていて、2人が直接肌を触れ合ったりすることはないけどその分、より官能的だなと思いました。