あらすじ
続々重版出来! 髪でつくられた制服を纏う少女たちを描く、いま最も耽美な百合漫画。待望の第2弾。
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誇り高い女学園で繰り広げられる、淑やかで甘美な群像劇。
明確な主人公が存在しない本作の最大の魅力は、女生徒たちが影響しあうことで交錯する心、揺れる気持ちです。
例えば「王子様」と呼ばれる少女・佐伯。昔から同性にも「かっこいい」と言われてきた彼女ですが、学園に入ってからは向けられる視線が少し変わったと感じています。その違和感は次第に増し、周囲の視線や言動によって王子様に「変えられていく」という苦しさに変わっていきました。
そんな佐伯の前に突如現れるのは、滅多に学園に姿を現さない深窓の令嬢・星宮です。窓から飛び降り「ずっと遠くに逃げられるような気がしたのだけど」と言う彼女に、佐伯は一緒に逃げないかと提案。ふたりの少女による、ささやかな逃避行が始まります。
このエピソードはほんの一例で、他にも魅力あるキャラクターが次々にフィーチャーされます。
表紙で本作に惹かれた方も多いと思いますが、作中ではストーリーの深みと相まって、魅了させられるシーンが多いです。
ピンときた方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんて素敵な作品を描く人だろう、と思います。寮暮らしも神秘的で好きですが、姉妹制度は情熱的でもっと好きです。こういう女子校があれば、勉強も頑張るのにと思いました。美しさに間違いなどない、という言葉に感銘を受けました。凄く素敵な言葉です。続編でどうなっていくのか楽しみです。
秘密の花園
百合といえば、秘密の花園の学園姉妹関係。しかし、お姉さまが見ているのは妹ではないのですね。星宮の姫君はいったいどんな美しさなのか。