あらすじ
不安を抱え、弱さに気づいたとき、リーダーになる! 組織は生きている――組織を動かし、成果を上げるためには、自分で考え、判断し、行動できる「強い個」が求められる。そして「強い個」であるかぎり誰もがリーダーであり、その集合体が、つねに矛盾や問題を抱えた組織を前進させていく。そのときリーダーとは、もはや肩書きではない。著者のラグビー人生は、不安と葛藤の連続だった。しかし、そのほうが試合の集中力も高まったと言う。「弱い自分」を自覚して初めて不安から脱出し、「強い個」に変わることができるのだ。リーダーをめざす人、現在リーダーの人必読の書。 [内容紹介](第一章)弱さを知って初めて「強い個」は生まれる (第二章)部下の弱さを克服させ、強さを生み出すリーダー力 (第三章)人は生まれながらにしてリーダーである (第四章)強い組織は成熟した個人の集まりから生まれる (第五章)個人と組織の力を最大限に活かす戦略とは
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Posted by ブクログ
平尾誠二の本です。知ってる人も多いが、ラグビー界ではトップレベルの著名人。説明は不要かと。
著者の講演を聞いてきた。話はたいへん面白かった。でも中身は正直たいした内容ではない。でもラガーマンとして聞けばたいへん参考となるな。
決してラグビーのカリスマだからと言うわけではない。
中身がいい。
特に第一章『弱さを知って初めて強い個は生まれる』は、超共感。
特に、
・弱さ→強さ
・内的モチベーションと外的モチベーション、
・失敗をしてこそ、
などは、超超共感。
今さらって内容かもしれんが、7つの習慣なんかよりもよっぽど良く、ぜひ実践したいという気になった。
Posted by ブクログ
弱い自分を自覚し、その弱みを強みえと転化することができて初めて、人は強い子足り得るのである
人と組織は矛盾を潤滑にして成長する
教えるより考えさせろ
自分の置かれている状況を見つめ、自分と対話する中でどこまで落ちるのか底が見えてきた時に初めて不安は払拭される
人間と言うものは、不安や自信といった相反するものを常に自分の中に抱えながら、その葛藤の中で成長していくものではないだろうか
日本人は、勝ちたいと言う意欲より、失敗したら恥だと言う意識がどうしても先に立つ
人間と言うものは、興味のあること面白いと感じたことに対しては、能動的になるものである
いわば、リーダーの賞味期限とも言うべきものが非常に短くなっているのが現代と言う社会なのだ
攻めている間は守らなくてもいい
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
組織は生きている―組織を動かし、成果を上げるためには、自分で考え、判断し、行動できる「強い個」が求められる。
そして「強い個」であるかぎり誰もがリーダーであり、その集合体が、つねに矛盾や問題を抱えた組織を前進させていく。
そのときリーダーとは、もはや肩書きではない。
著者のラグビー人生は、不安と葛藤の連続だった。
しかし、そのほうが試合の集中力も高まったと言う。
「弱い自分」を自覚して初めて不安から脱出し、「強い個」に変わることができるのだ。
リーダーをめざす人、現在リーダーの人必読の書。
[ 目次 ]
第1章 弱さを知って初めて「強い個」は生まれる(弱い自分と向き合う;「弱さ」は決して否定されるべきものではない ほか)
第2章 部下の弱さを克服させ、強さを生み出すリーダー力(「内発的モチベーション」と「外圧的モチベーション」;成功体験が内発的モチベーションを誘発する ほか)
第3章 人は生まれながらにしてリーダーである(キーワードは「キャパシティ」;大局的損得勘定を持て ほか)
第4章 強い組織は成熟した個人の集まりから生まれる(「パズル型」から「積み木型」のチームワークへ;「チームスポーツの個人化」が不足している日本 ほか)
第5章 個人と組織の力を最大限に活かす戦略とは(勝負の本質を的確に把握せよ;じつは神戸のペースだった三洋戦 ほか)
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