【感想・ネタバレ】奈良の寺社150を歩くのレビュー

あらすじ

七一〇年の平城遷都から千三百年。ところが、「奈良」は平城京以降だけではとても語り尽くせない。その遥か昔より「国のまほろば」として栄えていたのだ。古代国家の舞台となった飛鳥や神武帝の橿原の地に始まり、聖徳太子ゆかりの斑鳩の寺社へ――。時代の流れに沿って歩いてみるのも歴史ファンならではの愉しみ方だろう。これまで、奈良の案内書のほとんどは、興福寺、春日大社、東大寺といった奈良公園エリアを中心に紹介している。本書はそんな定番コースでは飽き足らない読者にピッタリ。広く県域を見渡せば、秋篠寺(奈良市)、長谷寺(桜井市)、室生寺(宇陀市)、当麻寺(葛城市)など、ぜひ訪れてみたい名刹も多い。しかし、奈良の寺社は点在しているため見物の効率はよくない。だからこそ、訪問者には二つの道がある、という。遠く隠れた寺のよさを知るか、著名な大寺の隅々まで知るか──。奈良の奥深さを知るための徹底ガイド。「京都の寺社」に続く決定版!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者が実際、公共交通機関や足で旅して記しているようで、旅行するときなどに便利。
幾つかの寺社を観光、参拝したい時、地図がわかっていないと、どういうルートで回れば良いかなかなかわからない。
東大寺や法隆寺など、有名どころは他書籍でも見るが、なかなか足を踏み入れないような寺社にまで足を運んでいるようなので、読みながら旅行するのに良さそう。
また、地図とにらめっこしながら周遊するのにも良さそう。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

こんな時なので、せめて本の上だけでも外出したいので…。槇野修の「寺社を歩く」シリーズ第2弾です。今回は奈良の寺社を紹介しています。京都などに比べると地味な印象の奈良ですが、それだからこそ良いところが多いというのが個人的な感想です。有名な寺社だけでなく、小さな寺社もあわせて紹介されているので、自分の足と目で確認しに、散歩に行くのも良いですね。でも、中心部じゃないとそもそも歩いて回るのが困難だったり、交通の便が悪いので注意が必要です。

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
平城遷都から千三百年―。
しかし、その遙か昔より奈良は「国のまほろば」として栄えていた。
古代国家の舞台となった飛鳥や神武帝の橿原の地に始まり、聖徳太子ゆかりの斑鳩の寺社へ。
興福寺、春日大社、東大寺といった定番コースではなく、時代の流れに沿って歩いてみるのも歴史ファンならではの愉しみ方。
さらに県域を見渡せば、秋篠寺(奈良市)、長谷寺(桜井市)、室生寺(宇陀市)、当麻寺(葛城市)など、ぜひ訪れてみたい名刹が点在している。
奈良の奥深さを知るための徹底ガイド。
好評の「京都の寺社」に続く決定版。

[ 目次 ]
エリア1 飛鳥・橿原周辺の寺社
エリア2 法隆寺と斑鳩周辺の寺社
エリア3 西ノ京周辺の寺社
エリア4 奈良市街中心部の寺社
エリア5 東大寺と奈良市北域の寺社
エリア6 奈良市郊外と生駒の寺社
エリア7 大和郡山と王寺周辺の寺社
エリア8 天理・桜井周辺の寺社
エリア9 室生・宇陀・吉野の寺社
エリア10 葛城・御所・五條の寺社

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月23日

Posted by ブクログ

奈良の寺社を細かく筆者の目と足で集めた情報が満載。
有名寺社の回りにある寺社の記述があり、奈良に行く際には参考にしたい情報本である。

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2013年06月27日

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