あらすじ
計が潮を連れて実家に帰省する「なんにもいらない」、計の真夏の甲子園取材にまつわる「ぼくの太陽」の同人誌二冊を中心に、特典小冊子、ペーパー、サイト掲載SSなどの番外篇を網羅した、大人気作品「イエスかノーか半分か」総集篇。書き下ろし「デイドリームビリーバー」も必読!!
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Posted by ブクログ
読むのが待ち遠しくて、届いた瞬間から一気読みしました。
計と潮の作品がたくさん詰まっていて控えめに言って最高でした。
ほのぼのしたり笑えたり……一穂さんのギャグセンスが大好きです。計といると元気になれる、と潮が思っているところがすっごく良かったです。
実家に行くお話も、竜起との新居祝いも幸せな風景が想像できてにやにやしました。計って潮のこと大好きですよね。知ってたけど。
本編でさらりと触れただけだったところの裏側があちこちに見られて、とても楽しく読めました。本編をもう一度読み返さなければ。
Posted by ブクログ
あっれ登録し忘れてるや。発売日に買ってるのに。笑
イエスノーの総集編が早くも登場。同人誌は全部読んでますがここに入ってるのの倍は出てるよね!? 本当にこのふたりも周囲を取り巻くみんなも一穂さんの中で生き続けてるんだな、うれしい。
初期の特典など網羅してない作品もあり、ファンブックでうれしかったラフ絵もありと盛りだくさん。
改めて、計の大好きな場所だった潮のおうちはもうどこにもないんだなと寂しくなりました。
三巻の連なるエピソードの間、なんでもなくて、それでもかけがえのないいくつもの時間の積み重ねの中でふたりの気持ちは確かなものになっていったんだなと思うとたまらなく愛おしい。
潮のセリフでずっと忘れられないのは「おまえもおまえの親も好きだ」です。
国江田家はお母さんもお父さんも本当にいいご両親だよね。
一回めの実家訪問(思えばこれが初の同人誌ですね)を振り返るとしみじみしてしまう。
この時のタッパーを返すって言ってたのに返せなくなったことをすごく気にしてる潮が切ない。
はつなつの星座がいちばん好きかな。
書き下ろしのデイドリームビリーバーが途方もなく良くて何度読んでも泣きました。
江波じい、そこでそうくるのか〜〜。
ふたりで描く夢は夢ではなくて、きちんとたぐり寄せたたしかな現実なんだよね。
お風呂ライトは夏の新刊で使ってた屋上キャンプにも出てたあれかー。
一穂さんのこの辺の細かい小物やエピソードを積み上げていくところがふたりを見守りながら共に生きている実感を感じさせてくれてたまらなく好き。
再録が出ても今もなお続いている林檎のように、息が長くこのふたりを見ていられると嬉しいです。ありがとうまとめ本。