あらすじ
最後の1ページまで切ない――人生の岐路に立つ若者の、ひたむきな恋と決断の物語。愛猫を亡くしたばかりの立花明海は古本屋で自己啓発本を買った。中には「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていて、自分がもっとも心を打たれたフレーズには傍線が。明海は思い切ってあかねにメールしてみるが……。2018年9月映画公開。
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Posted by ブクログ
初めての作家。
始まり方が暗くて静かな感じで
読み切れるか不安になりました。
話が進みだしてからは面白く読めました。
好きな人がいて、でもその人には恋人がいる。
その恋人は余命僅か・・・。
とっても複雑な気持ちになりますよね。
明海君の微妙な心情がうまく描かれていたと思います。
醜い部分も含めて全部。
他にも書かれていた方がいましたが
私もあかねさんはずるいと思っていました。
明海君の気持ちに気づきながらも
うまく利用しているというか・・・。
でも、読み終わって、あかねさんを嫌いには
なりませんでした。
私自身は明海君に近い性格なので
明るいあかねさんが羨ましいです。
「きらきら眼鏡」私もかけれると良いな。