あらすじ
あっせんなよ!
プロレス大賞2年連続MVP受賞!
いまもっとも目が離せない“制御不能なカリスマ”の原点。
デビュー前の貴重な写真満載!
頂点へと駆け上がるスターダスト・ジーニアス。
足立区の“テツ”/将来の夢は「ガソリンスタンドのおじさん」/武藤敬司の動きを完コピ/棚橋弘至のデビュー戦を観戦/アニマル浜口ジム入門/「手術しないとプロレスラーを目指せないよ」/「新日本プロレスへの想いは誰にも負けません!」/バッグに棚橋Tシャツを忍ばせて/コーチ不在のトレーニング/“外様”とのデビュー戦/試練の五番勝負/デビュー1年目での『BEST OF THE SUPER Jr.』代打出場/「新日本の大会にだけ出たい」/同部屋のオカダ・カズチカ/スターダストプレス誕生/NO LIMIT5番勝負/IWGPジュニアタッグ戴冠/ノアへ殴り込み/棚橋弘至との初シングル/「どうせ、新日本は岡田なんですよ!」/アメリカTNA参戦/メキシコCMLLで衝撃デビュー/アレナ・メヒコでのルチャ教室/何事も「トランキーロ」/人生3度目の坊主/凱旋帰国/IWGPタッグ戴冠/CHAOS入りの真相/『G1』初出場/『NEVER』への愛/棚橋と4度目の対決 ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新日本プロレスのトップレスラー、内藤選手の自伝。
レスラーとしてのスタートは悪くないものの、怪我に苦しみファンに見放され、もがき苦しんでメキシコへ。
メキシコの自由なプロレスから自己表現を学び、新日本プロレスで空気を読まない自由なプロレスを表現することで、絶大な人気を手に入れる。
言いたいことを声に出して言う。日本人の大半は内藤選手に学ぶところは多いと思う。
下巻も楽しみな内容である。
Posted by ブクログ
「俺は15歳でプロレスラーを目指したときに、3つの目標をたてたんです。新日本プロレスのレスラーになること、いつか東京ドームのメインに立つこと、そして20代のうちにIWGPヘビー級王座のベルトを巻くこと」
「制御不能なカリスマ」の異名で、新日本プロレスの中心に君臨する内藤哲也。
武藤敬司に憧れ、棚橋弘至に憧れた青年は、高校卒業後、アニマル浜口ジムで5年間のトレーニングを積む。
大怪我等の困難を乗り越え、新日本プロレスに入門。
2006年5月27日、念願のプロデビューを果たす。
当時の新日本プロレスは「氷河期」と呼ばれるほど、苦戦が続いていた。
自身でユニットを結成し、心身ともに鍛え上げ、実力を磨き、紆余曲折を経ながら、メインイベンターへの険しい山を登っていく。
本書では、幼少期から2010年までのエピソードをインタビューで振り返る上巻。
大きな転機となったメキシコ長期遠征で、今ではお馴染みのあのポーズが生まれる。
東洋人は目が細いからと、目の端っこを引っ張っての野次を逆手に取った。
左目を人差し指と親指で大きく見開くポーズ「Abre el ojo(アブレ・エル・オホ)」(英語で「Open your eye」)だ。
そして、彼は新日本プロレスの最前線をゆっくり歩く。
そして、自信満々に語る。
「TRANQUILO(トランキーロ).あっせんなよ!」