【感想・ネタバレ】合本 山本周五郎名品館【文春e-books】のレビュー

あらすじ

没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。山本周五郎の世界へ誘う格好の入門書であり、その作家的本質と高みを知ることができるシリーズ4冊を便利な合本で!

生涯、膨大な数の短篇を遺した山本周五郎。その大半がいまだに読み継がれ、多くの読者に愛され、また後進の作家たちに多大な影響を与え続けている。山本周五郎作品に深く傾倒する沢木耕太郎氏が独自の視点と切り口で4巻36篇を選び、各巻の末尾に斬新かつ詳細な解説エッセイを執筆。

第1巻「一丁目一番地のひと」(周五郎作品に登場する女性像を分析する。)
第2巻「彼らを輝かせるもの」(男女が貫く「意地」をキーワードに作品世界に迫る。)
第3巻「寒橋のまぼろし」(「情」の万華鏡とも言うべき作品世界の魅力を解き明かす。)
第4巻「悲と哀のあいだ」(微妙に意味合いの異なる「悲」と「哀」を、周五郎はいかに描いたか。)

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あだこ、おたふく……山本周五郎を、全て読んだワケではないですが
山本周五郎作品の中では、一番好きな短編でした
爺さんの持ってた本を読んだのは、はるか昔でしたが今読むと読めない漢字もあって
前後関係で「ああ、そう読むのか!」などと、昔は普通に読んでた気がするので
最近の小説に慣れすぎて「忘れてるんだなあ?」……と、変な感慨がありました

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2020年09月25日

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