あらすじ
ハイ・プリーストであるアレスが勇者ご一行のために、並みいる強敵を事前に退け、彼らの失敗は完全隠蔽!? これは、聖勇者を英雄に導くまでの物語である。
...続きを読む感情タグBEST3
2巻まで読むと面白さが見えてくる。
1巻も今までにない勇者召喚からの魔王討伐物語で面白いと思いました。
物語の視点が勇者ではなく、勇者のサポートを命じられた僧侶という設定が良い。
そして僧侶がドライというかビジネスライクで勇者のサポートをしていく様子が面白いです。
2巻の最終話まで読むと、それまでの色々な違和感を含めてネタが一気に回収できて思わず納得です。
感情タグが当てはまるものがありそうでない。
2巻からが本領発揮
ここまではいわば序章であり、ここからが、タイトルから察するに
本編であろう。
誰にも感情移入を許さないキャラ設定と新すぎる背景設定は一周まわらないと清々しさを感じさせない。
実に惜しい
2巻まで無料で読んでみての感想。
まず、絵がかなり甘い。
女性キャラはまだ良いのだが、主人公の顔などはシーンごとにバランスが異なり、描き方が雑。
戦闘シーンも迫力はあるものの、構図がヘタでどうなっているのかわかりづらい。
一方の内容は、かなりオタクっぽいというか、マニアックなもの。
主人公の解説が多く、細かいところまできっちり設定が練られており、これについてはかなり好印象。
さらに、様々な謎要素がちりばめられており、スケール感や先への期待も高まる。
この印象は2巻のラスト付近まで続き、この時点では有償で先を読みたいと思えるほどだった。
が、2巻のラストで「ある秘密」が明かされて以降、状況が一変。
「マニアック」から「オタク」要素の方が強くなり、安っぽい作品へと変わってしまう。
3巻以降もチラ見したが、当初のスケール感は消え失せ、ロリとドジっ子の登場する女性キャラ達のドタバタ劇へと変わってしまう。
そしてわずか6巻で完結。
当初の緻密さを維持していれば、万人受けはないかもしれないが個性的な作品となったであろうに、非常にもったいない。
この性格でこの行動とるのか?
主人公(僧侶)の性格からして、勇者パーティをクビになった時点で、上司がなんと言おうと反論して、勇者パーティには戻らないのでは?
『まだ終わっていないということか』
とか言う?
キャラ的に自分の信念に基づいて行動していると思われるのに、そんな浅い意見で言い負かされる?
モヤモヤして楽しめなかったです。
失敗した
1巻を無料版で読んで面白かったので、既刊の4巻までまとめて購入したが、何と!コミック版は4巻で連載終了。
原作のラノベの方はまだ連載しているので、コミック版は打ち切りみたい。
かなり中途半端なところで終わってますので購入はよく考えた方がいいですよ。