あらすじ
十四年間をともに過ごした愛犬、ジャーマン・シェパードのタケ。最後の数年、その一挙手一投足に、死は、生は、と考えた。浮かび上がってくるのは、遠距離介護を続けた父の姿――。
パピヨンのルイ、ニコにも囲まれた生活の中で、詩人は思索を深める。
これは、いのちのものがたり。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
老親、老犬と暮らす、見送る。親、こども、犬。自分よりずっとタフでエネルギッシュな日々を描いているのだけれど、解像度も立体感も透明度も違うような、なんというか、なんかすごく良かったです。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。
「これはいのちのものがたり」とあるとおり、最後は「死」に涙してしまうことを覚悟して、ページをめくった。
ときに笑いも交えて語られるさっぱりとした文章が、余計に泣けた。