【感想・ネタバレ】小売再生――リアル店舗はメディアになるのレビュー

あらすじ

【内容紹介】
アマゾン一強時代のサバイバル小売論

リアル小売不振の元凶とされるアマゾンだが、アメリカでも小売全体におけるアマゾンの売上げは1割に満たない。
本当の問題は小売業界がAIやVRなどのテクノロジーを買い物体験の革新に活かしきれていない現実だ。
消費者はもうお店にものを探しにくるのではない。もっといえば、買いにくるのでもない。
消費者に「ワクワク」「わたしだけ」「期待以上」を届けるためのイノベーションの起こし方とは?

【著者紹介】
Doug Stephens ダグ・スティーブンス
世界的に知られる小売コンサルタント。リテール・プロフェット社の創業社長。
人口動態、テクノロジー、経済、消費者動向、メディアなどにおける
メガトレンドを踏まえた未来予測は、ウォルマート、グーグル、セールスフォース、
ジョンソン&ジョンソン、ホームデポ、ディズニー、BMW、インテルなどの
グローバルブランドに影響を与えている。

【目次抜粋】
はじめに

第1部 小売はもう死んでいる
第2部 メディアが店舗になった
第3部 店舗がメディアになる
第4部 小売再生戦略

原注

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Posted by ブクログ

ネタバレ

デジタルシフトする世の中で、小売は淘汰されてしまうのか。
答えはイエスであり、ノーである。
淘汰されていくのは、これまでと変わらず商品をただ並べて販売するだけの店舗。
これから生き残っていくのは、実店舗でしかできない体験を提供したり、絶えずイノベーションを生み出す企業である。

小売に限らず、AIによって仕事がなくなると憂うのではなく、未来を予測し、これまでなかったような商品やサービスを生み出していく創造性が、これからはより必要とされるだろう。

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2019年03月04日

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