【感想・ネタバレ】ひとだま 隠密絵師事件帖のレビュー

あらすじ

安政7年。大老井伊直弼が桜田門外に斃れ、幕府終焉の予感に満ちる江戸・品川宿。鋳掛屋の利助は長屋でひとだまを見たという。絵師で用心棒の誠之進は、師・河鍋狂斎と共に真相解明に乗り出すが、「天狗」と称する刺客に襲われる。怪談から攘夷派の陰謀へと、事態は俄にきな臭さを帯び…。隠密の顔も持つ誠之進が幕末動乱期の裏表を目の当たりにする時代小説シリーズ、驚天動地の第二弾。

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Posted by ブクログ

前回の「ひとだま」は、材木商が、木材の高騰を狙い、火薬を入れた油紙に線香を差し放火を目論んだ事件。黒幕がいる。

幕末の嵐のような日々は着実に近づいている。

吉田松陰は首を切られ、尊王攘夷派の暗躍は井伊大老の暗殺を成功させ、そのアメリカと結んだ通商条約により横浜は外国人の居留地ができ、新しい貿易が行われていた。

反乱を企てる人々は武器を買い。


土方歳三、山岡鉄舟、高杉晋作ら豪華メンバーの出番。

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2021年09月12日

Posted by ブクログ

品川で発生したひとだま騒ぎの裏には商人の身勝手な欲望がありました、という話の肉付けに幕末の有名人を数多く登場させているものの、国の行方を左右する力をまだ持たない日々の彼らが出てきてフィクションのエピソードに関与しても単に話題性が目的のようで必然性をあまり感じませんでした。
次巻ではもう少し練られてくるのだろうか。

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2025年11月10日

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