『嫌われる勇気』の岸見一郎氏による、アドラー哲学の幸福論。
「人生への絶望感とどうつきあっていくべきでしょうか」
「現在39歳・婚活中ですが男性に幻滅してしまいます」
「やる気に溢れた職場で私だけ期待に応えられません」
「母親の介護中。口だけ出す兄に困っています」
人生・結婚・仕事・介護など、読者からの様々な相談と、その回答がまとめられています。
文中で語られている、成功は過程であり幸福は存在であるという説明も印象的です。
同一視されがちだが、イコールではないと。
日々生きていく中で、ふと疑問に思うこと迷うことについて、一つの指針になってくれる作品。
新しい考え方を取り入れたいあなたにおすすめです。
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Posted by ブクログ
成功は量的なもの、幸福は質的なものという言葉が印象に残りました。
以下学んだことのメモです。
・今を楽しむ
・先のことを考えない
・自分の課題は自分で解決する
・他人の課題に口を出さない
・自分に価値があると思う時にだけ勇気を持てる
・自分に価値があると思うには他人に貢献する必要がある
・自分の価値と他の人からの評価は別物
・いつまでも自分が他人から愛されることばかり考えていてはいけない
・自分が他者に何ができるか
・過去を思って後悔し、未来を思って不安になる、その両方を手放すことがこれからの人生を生きていく上で重要
・今日この日を生きていくしかない
・今日できることをしっかりやっていく
・今日という日を今日のためだけに生きる
・幸福を先延ばしにする必要はない