あらすじ
無声映画に舞い降りた女優の正体とは!?
時は大正時代――。
カフェで女給として働く乙香は、活動写真の脚本を書いている大鐘小六、兄の遺児である椿、そして活動写真のスタア・東海林鷹男と出会ったことで無声映画の世界に飛び込むことになった。
だが、乙香には秘密があって…!?
天才女優が魅せるキネマ浪漫、開幕!!
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匿名
大正浪漫の話は図柄も綺麗で見ていて楽しい。
その上活動映画とは興味深かい(各所に当時の話や活動映画関連の豆知識が豊富に描かれていてありがたい)。
更には男子ヒロイン(ヒーローではない)というところがますます興味深い。
Posted by ブクログ
赤石さんはアーティスト系の漫画を極めてますね。久々読みました。
なんでも演じられる天才美少女…と思いきや、女装している少年だった。彼に魅了される脚本家や有名俳優。男ばっかりで、なんとも楽しい(笑)
ストーリーも面白いので続きも読みたい。
Posted by ブクログ
舞台は大正時代、天才的な演技力と存在感、そして美貌を持つ乙香が若き脚本家の小六、活動俳優の東海林鷹男の三人が出会って「ナターシャの唄」という映画の制作を目指そうと動き始めるのですが、乙香にはある秘密があります。その秘密は1話のラストで明かされるのですが、その秘密を小六をはじめとする下宿で同居する人々に隠しつつ、活動写真の『女優』として「ナターシャの唄」という映画の制作を目指す様子が印象的です。
カフェの超美人女給が実は男、というとんでもない秘密を抱えていますが、彼の夢はナターシャの唄という演目をやること。新人脚本家と組んで、活動写真役者を目指すことに…という話。アイデアは面白いと思うし、声がダメでも顔と演技だけで魅せれる無声映画の特徴をうまく掴んでいるとは思います。でも初っ端から出てくる2人が長髪丸メガネで外見激似だし、話の筋がやたら複雑。もうちょっとわかりやすくしてくれたらいいのにと思います。
単なる才能がある主人公が女優として大成していくっていうだけのストーリーではなく、いろいろな背景とドラマが見え隠れしていて先が気になります。