あらすじ
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奴らは敵か?味方か?家の中で見かけた得体の知れない妙ないきもの。
「こいつはなんだ!?」「どうしよう?」「触っても大丈夫かな?」などと思ったことはないでしょうか?
本書は、家の中にいる生きもの、つまり私たちにとって最も身近な生きものたちの生き様を紹介した生きもの図鑑です。
「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって、彼らのキモチを語ります。
奴らがなぜそこにいるのか、どこから入ってくるのか、家の中で何をしているのか、好きなものや苦手なものは何かなど、得体の知れない奴らの正体が解き明かされます。
思わず笑ってしまうようなユーモラスなイラストと、なぜか関西弁で語る家の生きものたちの姿も楽しい一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アシダカグモはゴキブリ食べる家の警備員。体と同じくらいの大きさの卵胞を抱えて一ヶ月過ごす。
苦手なクモたが、殺したらかわいそうと思った。
ハエが死体にたかって、その成長具合でいつ頃死んだか推定できる!
虫ってすごいなぁ。
Posted by ブクログ
軽く読めて面白い。
関西のことばで語りかけてくる生き物たちに不思議な親近感を抱いてしまう。出会った時に慌てず騒がず「愉快なお隣さんたちだなあ」という気持ちになれるかもしれない。
クマバチって空気の粘りで飛んでるんだ…。どうやるの?
付き合い方…というか付き合わないようにする方法も本人(?)たちから語られていた。
Posted by ブクログ
家の中も外もいろいろな生きものがいる。
家の中の知っている奴らや奇妙な奴らなど生きものたちが、関西弁で暮らしぶりを語る。
屋内編と屋外編にわけてどこにいるのかを示しているのでわかりやすい。
どれもひっそりといるので、わかりにくいものもいるが、害があるのかどうか?なども話してくれる。
以前、家の中にコウモリがいたのでびっくりした。
夜中に気がついたので声も出せず、逃がそうとして窓を開けたのに出ていってくれず…たまたま使っていない子ども部屋に入ったので締め切って、翌朝夫に捕まえてもらい逃した。
家の天井裏や雨戸の戸袋の中にはときどきおじゃましているらしい。
うちも雨戸の戸袋にいたのかなぁ…
Posted by ブクログ
屋内のそれぞれの場所や家の周辺にいる
生きものたちを紹介した本。
定番?のゴキブリやノミ、ダニはもちろん、
アシナガバチやネズミのほかに
見たことはあるけど名前を知らないもの、
存在すらまったく知らないものまで
掲載してあります。
知らない生きものって気になるじゃない?
知らなければ良かった、知ってしまって
こんなものが家にいるかもしれないの?
怖いわっていうことはあるんだけど、
図鑑とはいっても写真じゃなくて
イラストでの紹介なので怖さは半減で何よりです。
Posted by ブクログ
「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって
彼らのキモチを語ります
こんなことするけど 許してや~とか
悪いことせーへんでーとか
関西人にはくすりと笑ってしまう
なんか 虫がみんな おっちゃんに見えてくるわぁ
Posted by ブクログ
クマバチやアシナガバチ、ゴキブリのことを誤解していた。
アタマシラミもシャンプーでほとんど幼虫なら10日でいなくなるとか。
なんか必要以上に毛嫌いしてたんだなと反省した。
虫たちに親近感を持った。関西弁のおかげかな。
イラガやチャドクガとかは怖いなぁ。
みかんのそばにはアゲハチョウ、スミレのちかくにはツマグロヒョウモンなど、花によって蝶の種類も変わるなんて知らなかった!
最後にはもっとよく知るための参考書一覧が。どれも面白そう。
Posted by ブクログ
優しく噛み砕いて生態を教えてくれる。虫が苦手だけど、侵入された時に備えたい人に勧めたい。
結構リアルめだが、イラストの主線が太めなおかげで可愛らしく見える虫たち。関西弁で気さくに話されると、家に侵入してきた虫にも少しだけ優しくなれる気がする。
読後しばらくして、夜中部屋をとことこ歩いていたカネタタキを捕獲したが、一晩同じ部屋で鳴き声を楽しんで(最初エアコンのルーバーが壊れたかと思うような音色だった)朝に木に返した。ちょっと優しくなれたと思う。別にカネタタキは紹介されていなかったけど……