あらすじ
花屋に勤めながらかつて亡くなった両親と暮らしていた自宅兼店舗を買い戻し、花屋を再開できたらと夢見ている木野宮悠宇は、ある日、隣の楽器店で幼い子供を保護することに。その子供は毎月同じ日に花束を買い求めていく男、有働の子供だと知り驚く悠宇だが、その子供に懐かれピアノを教えることになってしまう。そんな有働は実はインテリヤクザで…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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男は度胸
可愛いお花屋さんが、意外にもとんでもなく腹の据わった男だったのよ!立派な姐さんになる器だったということか。終盤の二人のやり取りがなかなか緊張感があってよかったですね。
やっぱり好き
やっぱりムク先生のイラスト大好きなんですよね
この作品もムク先生のイラストだったので購入しました
読み進めると親から継いだ花屋の店主×子持ちやくざの組長のカップル
この有働組長がカッコイイんですよね
悠宇さんも本当はピアニストを目指していたが両親が無くなり音楽の勉強を
続けられずに花屋になった
毎月決まった日にアレンジメントの花束を買う有働組長が気になる悠宇
最後はそうなるのかでした
Posted by ブクログ
子育て系の定番
ピアノってところがチョット差別化できる。
ただ、高校までしかやってなくて、コンクール等にも入賞経歴なくて、ってところは客観的にみて、幼児に教えるにしても頼りない。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
花屋に勤めながらかつて亡くなった両親と暮らしていた自宅兼店舗を買い戻し、花屋を再開できたらと夢見ている木野宮悠宇は、ある日、隣の楽器店で幼い子供を保護することに。その子供は毎月同じ日に花束を買い求めていく男、有働の子供だと知り驚く悠宇だが、その子供に懐かれピアノを教えることになってしまう。そんな有働は実はインテリヤクザで…。
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ストーリーの完全度:普通
トーン:せつない・シリアス
エロ度:低い
萌え度:やや低い
総合評価:★3.0
小椋ムク先生の表紙に惹かれて購入しましたが、うーん…私の好みからは少し外れるお話でした。
ヤクザものと言えど表紙の雰囲気とタイトルからしてもっとこうほんわかした感じの、読み終わった後に温かい気持ちになれるような作品だとばかり思っていたのですが、後に残ったのはモヤモヤとした何とも言えない気持ちで…(^^;)
それでも最初の方はまだ良かったんですけどね。ちびっ子も可愛かったし、楽器店でピアノのレッスンをするシーンはほのぼのしていて読んでいて癒されたのですが、物語が不穏な方向へと進むにつれてだんだん癒しも少なくなり、最後の方は読んでて若干ストレスを感じてしまいました。
有働が悠宇や悠宇の周りの人の為に水面下で何かをしたのは分かるのですが、その真相については全く語られていないので結果として有働の実体もよく分からないし、何より謎だったのがそもそも有働は悠宇の事を本当に愛しているのかということ。
勿論、悠宇の為に危険な橋を渡ったくらいなので大切な人であるのは変わりないのでしょうが、いかせんラブ度が薄いんですよねぇ、この作品…(-_-;)
有働が悠宇を遠ざける為に行った仕打ちも演技が含まれているとはいえ大分酷かったですし、せめて最後くらいはあまあまエロシーンが見たかったのですが、最後もあまり愛が感じられない傲慢なセックスで個人的には萌えるどころか少し萎えてしまいました。
最初の紳士的な有働が好きだったので、このギャップは嬉しくなかったというか余計に萌えづらかったというのもあるかもしれませんが、有働もせめて一言くらい「愛してる」とか言えないんですかね(^ω^♯)
いくら悠宇の事を大切に思ってたって、言葉にしないと伝わらないのに…。(読者にもね!笑)
ていうか、途中までは両視点でストーリーが進んでいたのに、物語が不穏な方向へと動き出してからいきなり悠宇視点のみになってしまったのもよく分からず。
肝心な事を言葉にしない男ならせめて胸の内くらいは作中で明かすべきだと思うのですが。
内容によっては評価も違ったものになっていたかもしれないのに、これでは不完全燃焼もいいところです。
まぁ、ぶっちゃけ悠宇視点のお話も悠宇の発言や性格に若干引っ掛かりを感じる部分があったりしたので、最初からこの作品は私には合わなかったのかな、という気がしなくもないですが。(特に悠宇の心理描写があまり好みではなかった)
こればっかりは作家さんとの相性もあると思うので仕方ないですね(-_-;)
ただ、小椋ムク先生のイラストは凄く良かったです。(作品の雰囲気に合ってるかと聞かれたら微妙なところですが…^^;)