あらすじ
※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。
2025年に人工知能が到達しているであろう地点を現実的に予想!
これからの社会に人工知能を活かすための技術を解説!
東京五輪も終わり、超・超高齢社会を迎え大きく様変わりしているであろう「2025年」。人工知能はどこまで発展・進歩し、我々の社会に活用されているのでしょうか。
本書は、2025年に人工知能が到達しているであろう地点、およびクリアできていないであろう問題点について、AIX(電気通信大学人工知能先端研究センター)を代表する研究者が独自の視点で予想します。
1章 2025年が やって来る!
2章 ロボットと人工知能
3章 IoTとは 時間・空間・人―物間をつなげることの効果とインパクト
4章 自然言語処理と人工知能
5章 人工知能における感性
6章 社会に浸透する汎用人工知能
あとがき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・一般化と個別適応
それぞれのバランスが大事。どうやってとるか?
・よりリベラルアーツが重要になってくる。
知能とは?人とロボットの違いとは?課題設定をどうするか?
⇒公共性も必要。自分にはまだ無い。どこまでも自己満足したい気持ちしかない。
⇒自分を形作ってくれたいままでの繋がりに感謝しより良くしていく気持ちを持つ。
■ロボティクス
AIだけでなくロボティクスの進化によってできることが増える。
物理空間で動作させてその結果をフィードバックさせて学習する。センサーがどこまでできるか。
動きは方向+力+制御が必要。力の加減難しい。
報酬設計も難しい。
暫定的最適行動をとり続けるのか、よりよい行動の探索をさせるのかも難しい。
これって人間でも難しいし個人差あるよね。
2025年までに小型ロボットが少しずつ普及し、データが溜まっていく
ロボットの意識やクオリア、倫理や権利はどうなるか?
■IoT
センシング問題の解決。すべてが繋がっていく。
全てが繋がるということは、悪影響もすべてに広がってしまうリスクがある。
『つながりすぎた世界』で警告されているように、つなげすぎずトラブルが起きても部分で食い止める設計は可能か?
ブロックチェーン技術もセキュリティ向上のために有効。
やっぱり医療・バイオは熱い。
■自然言語処理
表層的な意味分析はできてきたが、深い意味分析はまだ難しい。裏の意味、皮肉、利用シーンによって意味が変わる言葉……
ビジネスや学術論文などの世界の言語処理は比較的進みやすいであろう。