【感想・ネタバレ】お風呂の愉しみのレビュー

あらすじ

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外国旅行していて一番恋しくなるのは日本のお風呂、という人は多い。たっぷりしたお湯に身を浸すと、一日のどんな疲れも湯の中に流れていってしまう。でも、リラックスするためのお風呂なら、本当に体にいいものだけを使いたい。

北米やヨーロッパでは、自家製の石けんやシャンプーを作ることは伝統的な手工業として多くの家庭で行われている。100%オリーブオイル、苛性ソーダ、精製水、それに家庭にある台所用具を使えば、簡単に石けんは作れるものなのだ(しかも、100グラム100円、思いっきり贅沢しても250円)。ひび割れ、手荒れをすべすべにするオリーブ石けん、髪質や色に合ったシャンプー、好みの味のさわやか歯磨き、乾燥知らずの肌を作る自家製化粧水とクリーム…。手作り化粧品は、市販製品にない満足感をもたらしてくれる。

著者は日本に石けん作りを紹介した第一人者。単行本ながら色鮮やかな写真を施した詳しい解説が行き届き、読んでいると、「作ってみたい」「自分にもできる」「作らなくては」という気にさせられる。さらに「手作りのボディケア用品は、自然の恵みの美しさと力とを、ていねいに集めてつめこんだ小箱のようなものです」という言葉に触発されて、自分を大切にする気持ちが芽生えてくるだろう。(松本肇子)

この商品は原本のスキャニングデータを電子書籍化したもので。ご了承ください。

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Posted by ブクログ

久々に、丁寧に生活していた頃を思い出して、手にとりました。
また道具をそろえて、石けん作りを行いたいと、気持ちがあがりました

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

前田京子さん、本当にありがとうございます!
この本でも色々試したいことが満載!
石けんは妻と共同して作りたいと思います。


「お風呂の愉しみ」
前田京子著 飛鳥新社

『トムズ・オブ・メイン』 というブランドのアメリカの石けん。

石けんの製法
油と苛性ソーダを合わせると、石けんとグリセリンができます。こうして油が石けんになる化学反応のことを「けん化」といいます。油脂でさえあれば、バターだろうが、テンブラ油だろうが、石けんができます。

グリセリンには、空気中の水分を引き寄せてくる性質がありますから、すばらしい保湿成分です。

手作りの石けんの場合は、油と苛性ソーダを混ぜたタネの中に、自然にたっぷりと出来上がって含まれているあグリセリンを、まるごと一緒に型に流して、そのまま固めます。肌荒れのためにわざわざ塗るようなものが、そのままごっそり入っているのですから、その石けんを使っただけで、ひび割れが治ったとしても、不思議ではありません。その上、肌にとっていい油を材料として選び、その油のよい性質をいためないよう、火にかけることもしません。ボウルの中で油と苛性ソーダを合わせたら、泡立て器でしばらくかき混ぜ、自然にけん化がすすような条件だけを整えてやり、ころ合いを見て型に入れ、あとは時間をかけて、石けんが出来上がっていくのを気長に4週間から6週間待つのです。これがコールドプロセスといわれる方法です。

手作りであれば、保存料や合成界面活性剤などを始めとする安全性の不確かな添加物を使わない、安心で健康なものが使えます。

日本酒、ビール、ワイン、シャンペン
有効成分はアルコールではなくて、中に含まれている糖分の保湿力。気が抜けてしまったものでも、いっこうにかまいません。酒臭いという感じはなくて、それぞれの材料の穀物や果物の香りが淡くほんのりとし、思いのほか、健康的な感じのものです。

「うるおいのある健康で美しい肌」とは、いたんでいなくて、水分をたっぷりと含んだ肌のことです。元気な肌は、皮膚の表面からの水分の蒸発を防ぐために、皮脂腺が皮脂を分泌し、それが薄い保湿膜となって、皮膚の一番上の角質層をおおっています。ところが、洗浄力の強すぎる石けんを使うと、汚ればかりか、水分の蒸発を防ぐために必要な皮脂までが、乱暴に捕りされてしまいます。すると、カバーのなくなった皮膚の表面から、水分がどんどん逃げてしまうのです。(以下、略)

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2021年02月23日

Posted by ブクログ

ほとんど文章の石けんのレシピ本だが、作者の石けんへの想いなども語られ、読み物としても興味が惹かれた。
石けんが手作りできるという内容で、作れるのだと認識が新たになり、石けんを作るきっかけの1つになった本。
何度か読み返しては、再度石けんを作りたいと思う本です。

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2018年12月10日

Posted by ブクログ

ちょこちょこ読み返す大好きな本。
想像が膨らむ文章が好きです。
自分で作るところまでなかなかいかないけれど、読んでるだけでも楽しい。

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2016年02月24日

Posted by ブクログ

面白かった。
石鹸作りがしたくなるし、本当に好きなんだなと伝わる文章でこちらもワクワクした。
美容品揃えると結構な値段だし、そもそも肌の上に液体がのってる感覚が好きじゃないから、一度試してみようかなぁ。

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2015年08月24日

Posted by ブクログ

全てのお風呂好きな方へ
石鹸を主役にした
作って楽しむレシピ満載の
実用書です。
確かに一生に一度は作って
みたい石鹸ですね。
この中で重曹を使った
歯磨き粉のレシピを直ぐ
試してみました。
買うのが当たり前と思って
いたボディケア用品が
殆ど手作り出来ると知って
この本に出会えてよかったな
と思いました。
姉妹本「オリーブ石けん、
マルセイユ石けんをつくる」
ではさらに詳しくビジュアル
で石けんレシピが載っています。
たった一個の石鹸でも
ツヤっとしてツルりヒンヤリ
して高貴な香り漂う石鹸は
まさに生活を彩るアートです。

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2014年07月31日

Posted by ブクログ

この本すごくいい!石鹸すごく作りたくなった!シャンプーもぜひ作りたい。化粧水とかも作ってみようかな♪
何度読んでも楽しい♡

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

大好きな前田京子さんの本です。

読むだけでも優雅な気持ちになれて、そのうちに、むくむくと、石鹸を作ってみたい気分になること、請け合い!!

丁寧な暮らし、というのが、わたしの憧れなのですが、
(雑な性格ゆえ、なかなかそういうふうにいきませんが)
手をかけたもので、自分自身の満足がいくものに囲まれた生活って、いいと思いませんか?

もちろん、市販品もあってもいいですが……。
(わたしも、この本で歯磨き粉紹介してあるけどロゴナ(だったと思う)の歯磨き粉買って使ってるしね(^_^;)
まあ、オーガニックだけど……)

京都のベニシアさんが、自分が手にかけたお花と共に生活するように(知ってる?)
キャシー中島さんが、キルトを縫うように、
前田さんも、自分が手にかけた石鹸などと生活してて、
わたしはそういった暮らしぶりが、どこか似てると思うし、とっても憧れます。

また、作った石鹸は、本当に肌に良いです。

とにかく、ご一読。
損はしませんよ♪

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2012年09月19日

Posted by ブクログ

手作り石けん&化粧品に目覚めるきっかけとなった本。石けんや化粧水のレシピも載せてあって嬉しい。また、表現豊かな著者の文章も心地よく、読み物としても楽しめる。

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2012年05月07日

Posted by ブクログ

石鹸が作れることを知り、
作り始めるきっかけになった一冊です。
読んでいてわくわくして、すぐ作りたくなりました。

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2012年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日々の生活を丁寧に暮らそうと思える王道本。
つづられる文章にはおとぎを読んでいるようなわくわく感がある。

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2011年09月13日

Posted by ブクログ

オリーブ石鹸を作るときは、この本を参考にしています。なめらかな石鹸が出来るので、市販の物を買うより、この本のレシピでつくる石鹸が大好きです。文章も心地良いので、疲れた時に読むと幸せな気分にしてくれます。

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2011年06月15日

Posted by ブクログ

お菓子作りをする感覚で、自宅で簡単にできる石鹸作りが紹介されています。写真でとても細かく書かれていたので、分かりやすかったです。初めての手作り石鹸作り時に熟読しました。

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2011年03月17日

Posted by ブクログ

読んでると幸せな気分になる本。
作ってみたいなー。でも苛性ソーダが怖い。

苛性ソーダ使わないのからやってみよう。化粧水とか。
ネットで買うこともできるんだね。
便利な世の中です、ほんと。

本棚からひっぱりだしては読んでるな。この本。
描写が素晴らしい。
自分もこういう言葉の使い方がしたい。

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2011年01月28日

Posted by ブクログ

手作り石けん、手作りライフの原点となった本です。
石けんが自分で作れる、ということに驚き
歯磨き粉やバスソルト等までも作れるということに驚き。
食酢でリンス、等ということに最初えぇ~~、と反発感がありましたが
この本を読んで口に入れることができるもので体のケアが出来ることは贅沢なこと
と学び、考え方がすっかり変わりました。
石けんに限らず、手作りってすばらしい!と思える本です^^♪

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2010年05月07日

Posted by ブクログ

この本を読んで 手作り石鹸作りを はじめました
石鹸だけでなく 基礎化粧品も こちらを 参考にして
います

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2010年02月05日

Posted by ブクログ

読んでいて飽きません。そしてわくわくしてきます。本当にバスタイムが好きなんだなと思える豊かな表現が素敵!ちょくちょく読み返したくなります。
石けんを作ってみたくて読んだのですが、色々なレシピも紹介されているし、本文のあちこちに役立つ情報があって、楽しくてためになる、すごくいい本だと思います。

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2013年08月17日

Posted by ブクログ

せっけん作りにハマってしまいました。体にいいものを食べるように、せっけんを作れるようになりたくて、今もじゃんじゃん作ってます。

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2009年10月23日

Posted by ブクログ

一時、はまっていた石鹸づくり。お菓子作りとともに日々の生活の息抜きにいかが。この本をめくるだけでもリラックスできます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

アロマの勉強を始めた頃から気になっていた本。
なんとなく漠然と、結婚したら石鹸づくりを始めようと
思ってたものの、結婚の予定はまだないし
今自由な時間が多いので前倒しで本書を購入。

読んですぐに前田さんの世界のとりこに・・・。
近々ゴーグル装着して手作りデビューをば。
一生の宝本です!

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

手作り石鹸の入門書かな…。
石鹸の他に入浴剤などの作り方まで載っています。
前田さんの作り方は危険(瓶で苛性ソーダをとかす等)と聞いてからは、素材の参考書として使ってます。
ひとつの石鹸からの展開がとても参考になります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ラベンダーのリンスと化粧水を作りたくて参考に。
手作り石鹸以外にも練香水やらバスソルトなど思わず作ってみたくなるものがいっぱい。
化粧品ってこんなに簡単に作れるんだなと目から鱗でした。化粧品メーカーの原価が知りたい(笑)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

手作り石鹸をはじめるにあたって、色々と書籍をあさっていたら、この本と出会いました。
手作り石鹸のハウツー本というと、カラーで写真が載っていて…というのを想像していたのですが、この本を開いてみてびっくり。
写真はほんの一部しかなく、その殆どが文字(縦書き)で、一瞬、違う本かと思ってしまったほどです。
騙されたと思って読んでみると、著者の前田女史の石鹸に対する想いや日常生活への拘りなどをエッセイ風にまとめながら、
まるで登場人物のように石鹸のレシピを載せているのです。
読書が遅い私ですが、その構成と文章の素晴らしさに、スルスルと読み進めることができました。
石鹸の作り方は極めてシンプルに紹介されているため、実際に作ってみるとすこし戸惑う事もあるかもしれませんが、
単なるハウツー本ではなく、どうして手作り石鹸なのかという心意気まで伝わる、読み物としても素晴らしい一冊だと感じました。

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2013年10月05日

Posted by ブクログ

バスソルトの作り方。日本酒風呂、ワイン風呂、シャンパン風呂、
ハチミツ風呂。お肌がすべすべになる自宅でカンタンなお風呂の紹介。残念なことに翌日お湯が濁る。バスソルトも作ったほうが経済的と思いつつ買ってる。いかん。

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2012年09月28日

Posted by ブクログ

石けんや、酢リンスの他、歯磨き粉やマウスウォッシュ、リップクリーム、化粧水などが身近な素材で作れるようになる本です。
今でもこの本を参考にして酢リンスも歯磨き粉なども作っています。

もし石けんに特化した本が欲しければ、同じ著者のオリーブ石けん・マルセイユ石けんを作る。のほうが断然おすすめです。と言うのも載っている内容はこの本の石けん部分をリメイクしたものでオールカラーで説明も詳しく載っているからです。

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2012年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美味しいものを食べて立ち直れるというのは、よくわかる感覚。
何が解決したわけではなくても、美味しい物を食べて
ゆっくりお風呂に入って、ふかふかのお布団で眠ることで
前向きになれる。
そうすれば、解決に向かう物事もある。

カラーの写真は少ししかないけれど、お宅の写真はとても素敵。
いろんな種類の石鹸やオイルなどが並んでいて
その日の体調や気分に合わせて調合してからお風呂に入る。
それだけでもう特別でうきうきして、笑顔になれそうだ。

レシピは少ないし簡単ではあるけれど載っているし
バスソルトや歯磨き粉なども出ている。
エッセイに近い感じだけれど、文章の部分も共感できることが多かった。

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2011年08月08日

Posted by ブクログ

石鹸の成分に疑問を持った時に出会った本です。
「成分」に大量に記載されている「モノ」には蓄積されれば人体に害を及ぼす可能性のあるモノがあるんですよね・・・
まぁ、そんなことを気にしていたらありとあらゆる物を使用できなくなっちゃうんですけどね!

自分が選んだモノだけで作れる石鹸を使う喜びを教えてくれた本です。

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2011年03月05日

Posted by ブクログ

せっけんって作れるんだ!
という単純な発想をくれた本。

他にも歯磨き粉や化粧水、保湿液、ハンドクリーム、練り香水なども
自分で作れます。

自分で作れるものは作ることが当たり前のように暮らしたい。

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2010年03月04日

Posted by ブクログ

手作り石鹸のレシピなどハウツーもありますが、純粋に読み物として中々に楽しい一冊でした。
今時のお洒落なカラー写真は一切ないのに(笑
私的にはお風呂の愉しみというより”たしなみ”としたい感じです。

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2017年07月23日

Posted by ブクログ

せっけんは手作りより、いろんなのを試すほうが楽しいとおもう。
リップクリームを手作りしてみたい。
いつかマイホームを持った時に読み返してみたい(浴室の参考に)。

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2012年07月23日

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