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外国旅行していて一番恋しくなるのは日本のお風呂、という人は多い。たっぷりしたお湯に身を浸すと、一日のどんな疲れも湯の中に流れていってしまう。でも、リラックスするためのお風呂なら、本当に体にいいものだけを使いたい。
北米やヨーロッパでは、自家製の石けんやシャンプーを作ることは伝統的な手工業として多くの家庭で行われている。100%オリーブオイル、苛性ソーダ、精製水、それに家庭にある台所用具を使えば、簡単に石けんは作れるものなのだ(しかも、100グラム100円、思いっきり贅沢しても250円)。ひび割れ、手荒れをすべすべにするオリーブ石けん、髪質や色に合ったシャンプー、好みの味のさわやか歯磨き、乾燥知らずの肌を作る自家製化粧水とクリーム…。手作り化粧品は、市販製品にない満足感をもたらしてくれる。
著者は日本に石けん作りを紹介した第一人者。単行本ながら色鮮やかな写真を施した詳しい解説が行き届き、読んでいると、「作ってみたい」「自分にもできる」「作らなくては」という気にさせられる。さらに「手作りのボディケア用品は、自然の恵みの美しさと力とを、ていねいに集めてつめこんだ小箱のようなものです」という言葉に触発されて、自分を大切にする気持ちが芽生えてくるだろう。(松本肇子)
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Posted by ブクログ
前田京子さん、本当にありがとうございます!
この本でも色々試したいことが満載!
石けんは妻と共同して作りたいと思います。
「お風呂の愉しみ」
前田京子著 飛鳥新社
『トムズ・オブ・メイン』 というブランドのアメリカの石けん。
石けんの製法
油と苛性ソーダを合わせると、石けんとグリセリンができます。こうして油が石けんになる化学反応のことを「けん化」といいます。油脂でさえあれば、バターだろうが、テンブラ油だろうが、石けんができます。
グリセリンには、空気中の水分を引き寄せてくる性質がありますから、すばらしい保湿成分です。
手作りの石けんの場合は、油と苛性ソーダを混ぜたタネの中に、自然にたっぷりと出来上がって含まれているあグリセリンを、まるごと一緒に型に流して、そのまま固めます。肌荒れのためにわざわざ塗るようなものが、そのままごっそり入っているのですから、その石けんを使っただけで、ひび割れが治ったとしても、不思議ではありません。その上、肌にとっていい油を材料として選び、その油のよい性質をいためないよう、火にかけることもしません。ボウルの中で油と苛性ソーダを合わせたら、泡立て器でしばらくかき混ぜ、自然にけん化がすすような条件だけを整えてやり、ころ合いを見て型に入れ、あとは時間をかけて、石けんが出来上がっていくのを気長に4週間から6週間待つのです。これがコールドプロセスといわれる方法です。
手作りであれば、保存料や合成界面活性剤などを始めとする安全性の不確かな添加物を使わない、安心で健康なものが使えます。
日本酒、ビール、ワイン、シャンペン
有効成分はアルコールではなくて、中に含まれている糖分の保湿力。気が抜けてしまったものでも、いっこうにかまいません。酒臭いという感じはなくて、それぞれの材料の穀物や果物の香りが淡くほんのりとし、思いのほか、健康的な感じのものです。
「うるおいのある健康で美しい肌」とは、いたんでいなくて、水分をたっぷりと含んだ肌のことです。元気な肌は、皮膚の表面からの水分の蒸発を防ぐために、皮脂腺が皮脂を分泌し、それが薄い保湿膜となって、皮膚の一番上の角質層をおおっています。ところが、洗浄力の強すぎる石けんを使うと、汚ればかりか、水分の蒸発を防ぐために必要な皮脂までが、乱暴に捕りされてしまいます。すると、カバーのなくなった皮膚の表面から、水分がどんどん逃げてしまうのです。(以下、略)
Posted by ブクログ
大好きな前田京子さんの本です。
読むだけでも優雅な気持ちになれて、そのうちに、むくむくと、石鹸を作ってみたい気分になること、請け合い!!
丁寧な暮らし、というのが、わたしの憧れなのですが、
(雑な性格ゆえ、なかなかそういうふうにいきませんが)
手をかけたもので、自分自身の満足がいくものに囲まれた生活って、いいと思いませんか?
もちろん、市販品もあってもいいですが……。
(わたしも、この本で歯磨き粉紹介してあるけどロゴナ(だったと思う)の歯磨き粉買って使ってるしね(^_^;)
まあ、オーガニックだけど……)
京都のベニシアさんが、自分が手にかけたお花と共に生活するように(知ってる?)
キャシー中島さんが、キルトを縫うように、
前田さんも、自分が手にかけた石鹸などと生活してて、
わたしはそういった暮らしぶりが、どこか似てると思うし、とっても憧れます。
また、作った石鹸は、本当に肌に良いです。
とにかく、ご一読。
損はしませんよ♪
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