あらすじ
最愛の弟・バルドの育児に専念して半年。
約束通り、メイドとして王城に職場復帰したエルマ。
イレーネたちから帰還の祝福を受けていたその時、
フェリクスに自身の王妃選考会に参加することを命じられてしまう。
ルーカスには猛反対されたものの
『普通』の身分を手に入れるため
エルマは陰謀うずまく選考会へ参加することを決意する!!
感情タグBEST3
驚くことばかりで
とても楽しいシリーズでした。チートモノは数ありますがこれは出色の出来。安心して読んでいていいので読みやすいのですが、これだけいろんな考え方、ってやつを読まされたわけで、しかしとても楽しい時間をすごしました。普通じゃないですね。
Posted by ブクログ
オビにもどこにもなんにも書かれてないですが、あとがきに「シャバ難も最終巻と相成りました。」と書かれていたので、やっぱり全5巻だったのだ、と感慨深かったです。程よい、いい長さだと思います。そして、たとえ最終巻でなくても最終巻と言っていい(実際最終巻なんですが)、素晴らしい大団円。もう、誰がどう見てもハッピーエンド、いや、More than happyであります。最終巻のイベントはエルマが自分と弟のために爵位をゲットするべく、ルーカスの義兄王フェリクスの王妃選び選手権に出場するというもの。まあ、いつも通り”普通”に無双です。あとがきの後にもさらにおまけの閑話がついていて、さらにハッピーです。後味が素晴らしいというか、全くモヤっともしない爽快感でした。中村颯希本をもっと読んでみたいです。
Posted by ブクログ
牢獄でうまれた主人公がシャバに出てくるも、牢獄にいた人たちが超人的すぎて、超人が普通な価値観になってしまっていて四苦八苦、超絶技巧で解決していく話。あとがきにも書かれてますが、中村さんにしては恋愛方面を頑張って描かれている感じ。ただ、それも中村さんにしては、と言う感じなのであっさりではあります。
ネジがぶっとんだ主人公を描かれる中村さんでお馴染みのキャラ設定ですが、1番超人だったかも。(魔王と聖女の娘だし)
こういうスタイルとわかって読んでいるので楽しく読めました。