あらすじ
「『論破』が得意だった私は、
次第に仲間内の飲み会に呼ばれなくなり、
『論破』をやめた。
“ディベート文化”が定着していない日本では、
人間関係を壊してしまう。
自分の意見に賛同してもらうには
“技術”と“思いやり”が必要なのだ」
【どんな本なのか?】
1,000万部超え著者“齋藤孝先生”が教える「人づき合いの技術」
「雑談力」「語彙力」「伝え方」「教養」などのテーマで、
ベストセラーを含む累計部数1,000万部を超える著書を世に送り出し、
コミュニケーションを専門とする明治大学教授の齋藤孝先生が、
偉人たちの教えや自身の経験に基づく
実践的な『人づき合いのコツ』をわかりやすく解説しています。
【この本を読むとどうなる?】
人間関係のストレスが解消され、生きるのがラクになる
“苦手な上司や取引先と、どう接していいかわからない”
“うまく説明できず、バカにされているような気がする”
“「いまどきの部下」が思い通りに動いてくれない”
“きちんと伝えたつもりなのに、ミスが生じてしまった”
“言いにくいことが、うまく言えない”
コミュニケーションがうまく取れず、
人間関係にストレスを感じ、
仕事や生活が何だかうまくいかない---。
そんな悩みを持つ人に向けた
簡単にできるテクニックと理論を紹介しています。
仕事を成功に導くためには
多くの人に味方になってもらうことが必須。
コミュニケーションが苦手でも、
コツさえ覚えて実践すれば
人間関係に悩まずにすむのです。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
斎藤先生の本をよく読むので、重複する内容が多かったように感じた。
下記は新しい知識として今後に活かしたい。
・使えそうなネタを拾ったら、即座に、いつ、誰に、どういう話の流れで伝えるか、を具体的に考えてみる。
・雑談は話題の鉄板4巨頭を駆使する。
天気・スポーツ・芸能・食べ物
・一言コメントを鍛える。基本は相手を褒める。相手の話を総括したり、評価したり、軌道修正したりするコメントを言えるようにする。
・いい質問の条件は、具体的かつ本質的であること。
・スピーチでは、古典から引用すると格調が高くなりおすすめ。ただし、そのためには日頃の収集と引用が欠かせない。
・快諾される頼み方として、第一に仕事の全体像を示し、具体的にイメージさせて、当事者意識を持たせること。共同で一つのものを作り上げるパートナー関係に昇華させる。第二に、切迫感とともに、あなたしかいないというオンリーユーの演出をする。第三に、イエスかノーの返答を迫ると相手は身構えるので、「ちょっとでも手伝ってもらえませんか」、「どちらかと言えばAですか?Bですか?」などで、引き受けてもらえる落とし所を探る。
・心が折れやすい部下には、調子はどうだ?、何か困っていることはないか?など、気にかけてもらっているという印象を与える。