あらすじ
天下は一人のためにあらず!
惜しまれつつ急逝した著者最後の文庫本。
信長の着想力も、秀吉の魅力もない家康が何故天下人になりえたのか、その謎に挑んだ意欲作。
幼いころに父を失い、織田、今川両家の人質となり、苦労を重ねる家康。
桶狭間の戦いで、今川から自由となったが、織田と同盟を結んだことにより戦はまだまだ続く。
越前朝倉攻め、姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦い、甲州討入り、上田合戦。
この時代に生きる事とは戦う事であった。
戦無き世を夢見て、家康は戦い続ける。
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Posted by ブクログ
メモ
登場する史跡
P244〜vs武田信玄
高天神城、野田城、吉田城、二俣城、岩村城、見付、一言峠、秋葉街道(上田〜浜松)
→この小説内では、「家康にすぎたるものが二つあり、唐の頭に、本多平八」は一言坂の奮戦後に、武田方の小松右近が見付に高札で書いたことになっている。P270
三方ヶ原、犀ヶ崖
駒場の長岳寺(阿智村)→信玄没の地
中村家住宅(浜名湖。家康二男結城秀康出生地)
長篠城(新城の北。鳥居強右衛門磔の地、馬場信春戦没の地)、後に井伊の赤備えとなる精強な武将、山県昌景もこの戦で戦死。
長篠は遠江、信濃、美濃を結ぶ交通の要衝
長篠決戦地後方の鳶ヶ巣山砦
→酒井忠次の進言による急襲
P424 減敬が武田の諜者→どうする。