【感想・ネタバレ】五代友厚――蒼海を越えた異端児のレビュー

あらすじ

平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」。ドラマの鍵を握る日本の近代化、大阪経済の礎を築いた男! 著者渾身の書き下ろし小説! ! 嵐に煙る桜島。薩英戦争で英国艦隊の捕虜となった五代は「薩摩の若者を留学させたい」と申し出る。攘夷主流の中、裏切り者の汚名を晴らし、藩論を覆して英国へ。そこで怪しげなフランス貴族と運命の出会いが――。帰国後、次の焦点は大阪と確信し、民間の立場で造幣局、商法会議所を設立。現在の大阪を「創った」男の奮闘を描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大阪を作った男、その破天荒な生涯。

朝ドラでも話題だったので読んでみました。朝ドラ観ていないけど。幕末は割と好きな方なので、すんなり読めた。色々と「みえていた」五代さん。歴史小説はある意味ネタばれ前提で読むから、高杉が長くないこととか、この後この人出世するとか、わかって読んでしまうけど、この先なんてわからない状態で、よく五代さんは激動の時代を読み切ったなあ、と。失敗がないわけではないけれど、色々見据えて動いていた人。在野だからできたこともある。

朝ドラ主人公もちょっとだけ登場しています。ドラマほどの絡みはないみたいですが。

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2016年07月16日

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