あらすじ
気弱な霊感警部補、殺された人気漫画家の幽霊にタジタジ!事情聴取すると、容疑者の心当たりが多すぎる。アシスタント、担当編集者、大御所漫画家、熱烈なファン…。生きている人間にも死者にも振り回され、はたして真実に辿り着けるのか?書下ろし番外編「隣のオードリー」も収録!
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Posted by ブクログ
タイトルの長編かと思ったら、タイトル含む短編が4つ。
「お盆注意報」と「隣のオードリー」がおもしろかったです。墓場の幽霊にも隣保班があるなんて(笑)捜査のためとはいえ、清水さん、よくぞ幽霊とデートを。しかもはた目には柏木さんと男二人のデートにしか見えてないという(笑)で、幽霊は満足しちゃって成仏しちゃうから、結局目撃情報は得られずというオチ(笑)ご愁傷さま。
Posted by ブクログ
シリーズ物なんですね。
だけどキャラクターの紹介等が結構丁寧に書かれてあったからかこれから読んでも違和感がなかった。
(1番初めの短編のピンク頭のエミリーだけ「?」って感じだったけれど。前2冊に登場してるキャラなんでしょうかね?その1篇以外は私的に面白かった。)幽霊にも近所付き合い、隣組みたいなのがあるという設定、亡くなった祖父のキャラが良かった。
タイトルにもなってる短編は妹は言っちゃいけないセリフを言ったよね。「別にやりたいこととか決まってるわけじゃないんでしょう?」とか。
親しき人にも礼儀あり。
甘えすぎた妹、真面目過ぎて気持ちを追い込んだ姉。
姉妹の関係は複雑だな。と思った。
清水さんとオードリー(仮称)とのデートはちょっと笑ってしまった。
主要なキャラクターでは清水さんと三谷さんが好きだった。