あらすじ
「あなたは亡くなられたんです」――“特殊捜査室”所属の柏木雅彦警部補はストレスで痛む胃を押さえながら告げた。大企業の前会長未亡人殺人事件の被害者、つまり“死者”に事情聴取をしているのだ。すると、彼女が犯人に心あたりがあると証言、緊張が走るが……。難航する捜査に自称「柏木の守護天使」結花も大活躍! 天野頌子デビュー作、待望の電子化!
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Posted by ブクログ
柏木刑事が何とも頼りなげで優しくて素敵♪
コーヒーがだめで、牛乳が栄養源というのも面白い。
ライバル?の三谷さんの外伝も面白い。
シリーズがあるようなので、そのほかの本も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
確かに「コミカル」ミステリーなのだが、事件「死」の裏にある人間の愛憎ドラマを、爽やかに、さりげなく、ヒューマンタッチにまとめる効果もあり、とても心地よい作品でした。
もちろん、ドキドキ感もあり、ミステリー小説としても愉しめる。
もう少しホラー色を出してもいいのかもしれませんが、好きな作風です。
Posted by ブクログ
おもしろかった~。単純に軽い感じのミステリーかと思えば意外とそうでもなく、人間模様の描かれ方はわりとしっかりしてて、軽さと重さがちょうどよい感じでした。登場人物たちのキャラがみんなしっかりしてるなと感じました。唐沢縞子、めっちゃ恐い~!柏木さんの胃痛は絶対幽霊に精気をとられてる系のあれですよ~!