【感想・ネタバレ】散歩の達人_2024年4月号のレビュー

あらすじ

この沿線には、春のイメージが付きまとう。都心や大学へのアクセスは良好、落ち着いた住環境が整っていて、毎年この時季に新生活を始める人も多いエリアだ。駅前は再開発が進み、買い物する場所にも事欠かない。しかし、利便性と表裏一体の画一化の波が押し寄せているのも事実で、街の色をどんどん覆い隠しているようにも感じられる。そんな今こそ、あらためて自分の足で周辺を歩いてみてほしい。すると、商店街に残る老舗、文化人が暮らした薫り、農村を偲ばせるのんびりとした空気感、団地を駆け回る子供たちの姿など、パッチワークのように広がる本来の景色に出合うはず。そしてその中では、新しい色が地面から少しずつ顔を出し、空に向かって伸びている。やっぱり、この沿線には春がよく似合うのだ。

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Posted by ブクログ

既に懐かしい,仙川,千歳烏山.
色々あって,コロナの中,仲間と引き裂かれ,徹底的に打ちのめされて立ち去った大事な場所を振り返る.そして,今.そばには,あの時引き裂かれた人がいる.
蒼い傷を,楽しかった毎日を,そしてこれから4年間を取り戻そうって約束しながら一緒にページを捲りました.
わが第2の故郷,本籍地,本拠地である「笹塚」編と並ぶ,京王線沿線の一冊.思い入れのある号になりました.

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2024年07月11日

シリーズ作品レビュー

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