【感想・ネタバレ】京洛の森のアリスII 自分探しの羅針盤のレビュー

あらすじ

想い人が突然老人に……? 大人気シリーズ第二弾
もう一つの京都の世界に暮らし始めた少女ありす。両想いの王子、蓮がある日突然老人の姿に……! そこには世界の謎が関係していた。

ありすが暮らし始めた、京都によく似た不思議な町「京洛の森」。
ある日想い人の蓮が老人になり戸惑うありすは、町に迷い込み同じく突然年老いた女性たちと出会う。
この町で存在するためには、大事なルールがあるが、彼らはそれに反してしまったようなのだ。
かつて同じように老人化したありすは彼らを救うことができるのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1作目よりもグッと面白くなりました。
婚約を交わした美少年と異世界で出会って云々…というシンデレラストーリーから一転、二人の修練の日々が始まりました。別々に行動し、それぞれが成長していきます。
その過程には数々の教訓と苦悩、清々しい達成感に溢れていました。
アリスの優しさが人々を救う結果になって良かった。
そして「本当に好きなこと」を見つけることの難しさに、人生の重みと面白さを感じます。
京洛は夢があるけど怖い世界。誰もやりたくない仕事(トイレの汲み取りやゴミ収集)のことを想像すると、とても怖いです。

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2019年06月07日

Posted by ブクログ

序章から楽しい♪蓮に対してのありすの反応がこのうえない可愛いさです♡2巻は蓮が自分と向き合って頑張ってます!時々でてくる料理がおいしそうでお腹がすきました。ナツメのつくるごはんも食べたいな♫

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2018年12月23日

Posted by ブクログ

題名からの連想ーー享楽 、京楽会館(パチンコ店)
なんて貧相な頭だ!
天職を見つけたありす。この世界のとんでもない人やとんでもないことになってしまった人に出会う。その先は?
その世界の元々の住人でも迷うことがあるのかと少し安心。
蓮と棗とありすをもっと見ていたいけど、エピローグで終わっているということは、、、?

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2018年10月29日

Posted by ブクログ

素直に面白かったし、つづきが気になる。
望月さん、こーゆーファンタジーの方が合ってるのではないのかなぁ。
ホームズシリーズや拝み屋シリーズよりも、世界観がぶれてないし、言葉がストンと心に入ってくる。

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2018年10月19日

Posted by ブクログ

前作よりこの世界にどっぷり浸かることが出来た。
現実世界よりシビアな京洛の森。でも、だからこそ優しさが満ちている。とてもかわいくてわくわくしながら楽しめた。また続きが楽しみ。

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2018年09月24日

Posted by ブクログ

京洛の森で暮らし始めたありす。今度は蓮が老人に?!なんで?好きなことをやっているようにふるまっているのに。蓮が本当に自分のやりたいことを見つけ、それはありすが必要としていたことで、なんとも世界は丸く収まるものだ。
でも心に正直にならないと生きていけない、、恐ろしい世界に感じる。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。1作目で登場人物や世界の紹介が済んでるので、中身が濃くなった。ただ、どうもこの世界と登場人物にさほど魅了を感じないだよなあ・・・ でも、もう1冊出てるので読んではみる

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2021年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

住めば都の京洛の森
その世界の王太子のクセにこの世界が持つ、心のありようが自らに降りかかる罠に陥る
どんどんフケていくのだ・・・(´・ω・`)アホやん
ありすと別れ、自分のやりたい事を見つける連は復活なるのか?

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2021年01月09日

Posted by ブクログ

悪くはない。ホームズよりうっとうしくないし。蓮のやりたいことが編集ってちょっと安易かなぁとは思うし、紙はあるのか?ありなしの区分けはどこなんだよ。とか、活版印刷があるなら増刷すればいいじゃんとか色々言いたいことはあるけど。

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2019年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここはお金のない世界なんだけど夏美が労働の対価としてお金を受け取り、そのことが自分を偽らないことであり、これをきっかけに元の世界に戻ることができる。なんだかんだでやっぱりお金をもらいたいのが本心というのは、人間の”業”ともいうべき一面を見たような気がしますが、そうであってもそれが”自分らしさ”であるというところにこの物語の深さがあるように感じました。
キレイにまとめようと思えば、お金のいらない世界で、みな他人に感謝されることを喜びとして働いている、としておくところなのでしょうけれども、あえてこのような展開も盛り込まれている。やっぱり自分に正直、自分を偽らずに、自分の本心と向き合うのは難しいと感じさせられました。しかもこの夏美はこの段階までなかなか自分のやりたいことを見つけられずにいたんですよね、それだけにこんな展開で元の世界に戻っていくシーンはなんだかとっても印象深く自分の中に残りました。

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2019年10月18日

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