【感想・ネタバレ】猫だまりの日々 猫小説アンソロジーのレビュー

あらすじ

仕事を失った青年の願いを叶えるべく、彼を訪ねてきた猫。かつて飼っていた猫に会えるという噂のある、ちょっと不思議なホテル。猫飼い放題の町で出会った彼と彼女の恋。猫が集まる縁結びの神社で起きた、恋と友情にまつわる出来事。死後に猫となり、妻に飼われることになった男――。人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。全五編を収録。 【目次】ハケン飯友 椹野道流/白い花のホテル 谷 瑞恵/猫町クロニクル 真堂 樹/縁切りにゃんこの縁結び 梨沙/神さまはそない優しない 一穂ミチ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

さまざまな人が猫と関わるお話です。
人間がお亡くなりになるお話が多めで
読んでいて少し心が沈んだけれど
読んだあとはスッキリした気分でした。

0
2024年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハケン飯友
自身が落ち込んだ際に美味しいご飯とそのご飯を共に食べ、共有できる飯友が現れるなんて素敵だなと思いました。

白い花のホテル
 小さい頃の出来事が原因で自分が大切に思える人が離れていってしまうと思っていた主人公がお別れした猫と会えるホテルで出会う?お話。
 話したりすることはできずとも、互いに通ずる仕草が今でも互いが思い合っているような温かさを感じる素敵なお話でした。

猫町クロニクル
 猫の町に住む2人のお話。
生まれ変わったら猫になり、生前の家族のそばで過ごし、すれ違いながらも互いが互いを思い続けたから得られた2人は幸せになれたのかな
と。2人の家族からすると幸せとは言い難いかもしれませんが素敵で切なくて幸せなお話でした。

縁切りにゃんこの縁結び
 猫たちが集まる神社での恋と友情のお話。
猫たちの掛け合いが可愛いです。

神様はそない優しない
 死後猫になり、奥さんに飼われる男のお話。
最初は関西弁で始まりコメディ色が強いのかなと思っていたら、どんでん返しがすごく、この話の読後感で満たされるようなお話です。

全体的に神社という縁を結ぶ場がメインのものが多い印象。似通ったお話が多い印象があるが、各々作家さんによって異なる結末、印象のため、楽しく読むことができました。

0
2024年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事故などでなくなった人が猫として生まれ変わった視点や神社猫のはなしなどちょっと不思議な猫にまつわるお話がつまっています。
どれもラストはハッピーエンドで心あたたまります。

0
2018年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2019/6/11
最後だけまだおもしろかった。
時計屋さんの谷瑞恵を久しぶりに読んでみるかと選んだらアンソロジーだった。
こういうのは新たな出会いにいいのだけど、おおむね退屈で…
特に3作目、二人とも死んで猫に生まれ変わって恋を実らすってなんなん?なぜかかなりの苛立ちを覚えた。
虫の居所悪かったんかいね。
何と言うかか登場人物が誰も生きてなかった。
4作目で猫の可愛さに依存しすぎじゃね?って飽きたけど5作目でちょっと戻した。
同じ死んで猫に生まれ変わるのでも違うのね。
関西弁やからだけのことやったりして。

0
2019年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙絵に惹かれ、そして猫好きにはスルー出来なかった…

読んだことのある作家さんもいましたがほとんどは知らない方。新規開拓なるか、と思いつつ手に取りましたが自分にはちょっとだめだった。
手に取ってみて「ああ、自分ファンタジーっぽいものあんまりだめだったんだ、そういえば」と思いだしました。

一つ一つの作品はかわいらしく猫好きにはほっこり楽しめると思うのですが、いかんせん作家さんの力量に差があり過ぎる…
厳しい評価かと思いますが自分には物足りませんでした。

うーん、年齢的なものもあるのでしょうか。若い時に読んでたらもっと楽しめたのかな。
若い方やライトノベルが好きな方、さらにはあんまり小説読まない方や猫好きには手に取ってもらいやすいでしょう。

0
2018年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

谷瑞恵さん以外は初めまして、の作家さん。

ほのぼの系かと思っていたら、生まれ変わり的なものが多め。
短編集ですが、読み進められないのでやめたのも。
谷さんのは、途中でわからなくなって読み返し。

0
2018年07月16日

「小説」ランキング