あらすじ
なぜ、アラフォー、アラフィフになっても
疲れない身体とアタマを保ち続けられるのか?
そのカギは「抗酸化」「低糖」「食事改善」にあった!
50歳で世界最高峰の100マイルレースに挑戦するアスリートに学ぶ、
年齢に負けない強さの秘密。
青井渉氏(医学博士・京都府立大学生命環境科学)推薦!
週刊東洋経済「ひと烈風録」(2017年7/1号)、
日本経済新聞夕刊連載「今日も走ろう」(2018年1月?)、
雑誌「RUN+TRAIL(vol.28)」巻頭特集、
経済ニュースアプリNewsPicks記事などで話題の
プロトレイルランナー、鏑木毅氏。
28歳からトレイルランニングを始め、40歳でプロ選手となり世界最高峰の大会(UTMB:ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)で世界3位入賞、50歳になる2019年に再び同大会への挑戦を表明した氏は、いったい何を食べ、どんなトレーニングをして、どう休息しているのか?
レジェンド・トレイルランナーが教える「疲れない身体とアタマのつくり方」が、この一冊に! 運動をしている人にも、最近なんだか疲れやすい…と感じている人にも役立つ本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
脚力と持久力のバランス。脚力は加齢とともにダウン、トレーニングでダウンを少なくする。持久力は加齢でもトレーニングで上げられる。
短時間で高い付加を与えるメニューを実施する。坂道ダッシュ、腿上げ、片足ジャンプなど。慣れる、という性質を利用する。
老化による衰えは少しずつ穏やかにというより、突然やってくる。
体脂肪燃焼効率を上げる。抗炎症作用の促進。
カーボローディングは行わない。日頃から糖類を少なく、脂肪をエネルギーに使うからだを作る。
辛さに対して鈍感になる。心が折れないように心を鍛える。我慢した経験は必ず財産になる。これこそが唯一の心を鍛える方法。
辛い後半3分の2から先をリアルにイメージできるか。
実力以上の結果は出ないとあきらめる。
悪い環境状態でも、何かのきっかけでポジティブスイッチが入る。苦境に立たされた時ほど、目線を変える工夫をする。
階段トレーニングで、回復度を測る。
アクティブレスト=水泳、軽いジョグ。
セルフマッサージ、ながらストレッチ。椅子に座って片足ずつもみほぐす。
温冷交代浴=3分温、1分冷。スーパー銭湯などで。
司馬遼太郎作品を読みながら寝る。知っている物語で斜め読み、集中しない。
苦しいことも、期限付き。人生でそう何度もないと考えればいっそのこと楽しもうと思える。
内臓脂肪は穏やかに活性酸素を出し続ける。
アスタキサンチンで体脂肪が落ちる。
Posted by ブクログ
キャノボ挑戦以来、ちょっとだけトレランに興味をもっていたのと、秋の都市マラソン大会抽選に外れまくったことがあって、勢いで若狭路トレイルにエントリーしまった。
結構本格的な大会だったと後で知り、焦って教本を探し求め買った中の1冊。
基礎的は教本は別途買い求めていたのだが、トレランに興味をもった以上、鏑木さんの本は是非とも読んでおきたいと思って手に取ってみた。具体的なスキルアップの方法を実践的に教えているのではなく、鏑木さんの心の持ちようとか思想信条を語った1冊。どっちかというとスポーツエッセイ風にも思えた。
内容は総じていいのだが、文中アスタキサンチンのくだりが所々に挿入されているのが、なんだか興ざめ。スポンサーに気を配っているんだろうが、それはそれだけの本に特化した方がよいと思う。本題を払ってCM込みの本を読まされるって感じで、あまり気分が良いものではない。