【感想・ネタバレ】新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ライガーの自伝、待望の下巻。
前巻は山田惠一としてのデビューからJ-CUP時代の1999年
までのエピソードで構成されていたが、今回は2000年から
現在までのお話。

個人的に「凄い!」と思ったのは、この中に出てくライガ
ーの話の中にピンと来ないモノが一つも無い、ということ。
すれっからしのマニアを自称し、プロレス検定2級を所持
する僕ですら、知識がすっぽり抜けている時代があるのだ
が、ことライガーに関してはその全てを鮮明に思い出せち
ゃうのだから凄い。僕の中で獣神サンダー・ライガーがい
かに特別なプロレスラーなのか、改めて確認した次第。

「ライガーの偉大さ」を手っ取り早く体感したいのであれ
ば、一度海外のリングで闘うライガーを観れば良い。僕は
2015年のレッスルマニアウィークにサンノゼでライガー
の試合を2試合観たのだが、とにかくファンのライガーに
対するリスペクトぶりが異様(^^;)なほど。ROHでの試合
では入場通路の脇を固めたファンのほぼ全員がアラーの神
に祈るようなポーズを取っていたし、レッスルコンのスペ
シャルマッチではショーの開始前から「ジューシン・ライ
ガー!」のチャントが鳴り止まない。日本のプロレスファ
ンとして、本当に誇らしかった覚えが・・・。

そういうリアルなリビングレジェンドの話は本当に面白く、
さらに全てが腑に落ちる。当然、現在宣言している「ライ
ガー最終章」にも触れているのだが、その集結はまだ当分
先、と僕は信じている。ライガーが引退したら、僕の中で
もきっと何かが終わる。だからもうちょっとだけ、リング
で闘うライガーの姿を観ていたい、と感じた。

すばらしい自伝に感謝。
そして巻末のライガー奥様&ご子息の対談、ナイスでした!!
世界の獣神サンダー・ライガーに栄光あれ!

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2017年11月07日

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