【感想・ネタバレ】蚤とり侍のレビュー

あらすじ

「猫の蚤とりになって無様に暮らせ!」主君の逆鱗に触れた長岡藩士・小林寛之進は、猫の蚤とり――実は“淫売夫”に身を落とす。下賤な生業と考えていた寛之進だが、次第に世に有用な、むしろ崇高な仕事だと確信する。ところが政権が変わり、蚤とり稼業が禁止に。禁令の撤廃を願い出る寛之進だが……。(表題作)江戸の浮き世を懸命に生きた愛すべき人々の物語、全六編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんでこんな短編が映画化されたんだろうってよくよく調べると数本をセットにして映画化したというので納得。ただ、セット内容がどれも強烈な下ネタ揃いで映画大丈夫だったのか?とちょっと心配になった。まぁ観ませんけどね笑
本のタイトルは「蚤とり侍」だが、実際は短編集で落ちぶれたお侍さんを主人公とした物語が紡がれていて、どれも短編ながら十分に唸らせらる粒ぞろいで、どっちか言うと表題の「蚤とり侍」以外がすべて面白かった。江戸末期はお侍さんにとっては完全な氷河期で大変だっただろうなと思いを馳せながら読んだ。

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2024年10月27日

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