蚤とり侍

蚤とり侍

715円 (税込)

3pt

4.0

「猫の蚤とりになって無様に暮らせ!」主君の逆鱗に触れた長岡藩士・小林寛之進は、猫の蚤とり――実は“淫売夫”に身を落とす。下賤な生業と考えていた寛之進だが、次第に世に有用な、むしろ崇高な仕事だと確信する。ところが政権が変わり、蚤とり稼業が禁止に。禁令の撤廃を願い出る寛之進だが……。(表題作)江戸の浮き世を懸命に生きた愛すべき人々の物語、全六編。

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  • 映画化

    「のみとり侍」

    2018年5月18日~
    出演:阿部寛、寺島しのぶ、豊川悦司ほか

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蚤とり侍 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    映画はまだ見ていない。

    短編集でどの話の主人公も、頼りなげでありながら何か持ってる筋の通った話だった。

    年季奉公はつらかった。この話だけ後味が悪かった。

    時代小説もいろんな作家さんを通じて、知らない風景に出会える面白さがある。

    初めての作家さんの本を手にするのに、結構勇気がいる

    0
    2018年06月09日

    Posted by ブクログ

    映画を観た後に原作が気になって、読みました。

    時代小説はほとんど読んだことがなかったのですが、面白くてあっという間に読み終えました。

    0
    2020年03月24日

    Posted by ブクログ

    時代小説は
    ほぼ限られた作家しか手にしない
    山本周五郎
    藤沢周平
    澤田ふじ子
    池波正太郎

    かなり偏っているなぁ
    と自分でも思ってしまう

    小松重男さん
    初めて手にする一冊
    昨年、行きつけの名画座に映画を観に行った時に
    この「蚤とり侍」を予告編で観た
    映画は何となく行きそびれてしまった

    先日、書

    0
    2019年12月25日

    Posted by ブクログ

    ハッピーエンドが続いた後、最後の話は主人公が亡くなってしまい、チョッと残念でした。
    「鰈の縁側」は畑中さんの「ちょらちょら」に出てきたはなしですね。畑中さんのほうの参考文献にこの話は載っていなかったので、話し自体が史実なんでしょうね。

    0
    2018年05月24日

    Posted by ブクログ

    短編集。映画化されているとのことで読んで見ました(映画は見てませんが)。江戸時代の女性の強さ、女性もそうですが文化として自由奔放さを感じ、そして職業的な厳しさも。こう言った職業もあるのね〜とかその時代の職業、時代の様子も紹介され、堅苦しくないこともあって楽しく読み終えました。そこがうまさかなのかなあ

    0
    2018年08月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんでこんな短編が映画化されたんだろうってよくよく調べると数本をセットにして映画化したというので納得。ただ、セット内容がどれも強烈な下ネタ揃いで映画大丈夫だったのか?とちょっと心配になった。まぁ観ませんけどね笑
    本のタイトルは「蚤とり侍」だが、実際は短編集で落ちぶれたお侍さんを主人公とした物語が紡が

    0
    2024年10月27日

蚤とり侍 の詳細情報

  • 映画化

    「のみとり侍」

    2018年5月18日~
    出演:阿部寛、寺島しのぶ、豊川悦司ほか

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