あらすじ
古本を売り買いしているビブリア古書堂の店主・栞子は、お店でアルバイトをしている大輔といっしょに、古本の市場をおとずれる。そこには古本がズラリ。なんとその市場で、貴重な古本が1冊ぬすまれた! しかもそれを買い取る予定だった、ヒトリ書房の店主・井上が、ぬすんだ犯人は栞子だと言い出して!? 栞子たちは真犯人をさがすことに! さらに井上は、行方不明になっている栞子の母親を知っているようで……?
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Posted by ブクログ
古書店の女主が身近な謎を解いていくミステリー。本にまつわる短編の連作になっていて、「王さまの耳はロバの耳」「たんぽぽ娘」「チェブラーシュカとなかまたち」「春と修羅」を収録。
じわじわと面白くなっていくタイプの物語ですね。少しずつ謎が解かれて、また新たな謎が生まれることを繰り返し、やがて全体像が見える時が来るのだろうと思いながら、自然とページをめくらされている感じがします。
ドキドキもドンデン返しもスピード感もなく坦々した流れに魅力のある作品です。