あらすじ
どう足掻いても逃げきれないのなら、もう捕まってしまいたい――
関西の不動産会社で働く25歳の及川莉穂は、大手ゼネコンとの提携のプロジェクトメンバーに抜擢され、緊張しながら顔合わせに臨む。だが、そこで莉穂は幼馴染で姉の恋人の今井遼太郎と再会してしまう。
初恋の人である彼を忘れるために故郷を離れた莉穂は動揺するが、遼太郎の昔と変わぬ態度と優しさに気持ちが揺さぶられる。
そんな中、遼太郎の同僚の市川から、彼が姉以外の女性と関係を持っていると知らされて!?
素直になれない想いが絡み合う、甘く切ないオフィスラブ。
※書き下ろし特別編は書籍版のみで、電子版には収録されていませんのでご注意ください。
感情タグBEST3
素敵な作品でした
別作品で作者さんを知り、作者さんの作品を読みあさり中ですが、この作品もすごく良かった。
ヒロインと彼のすれ違いが、お互いに思ってること言えばいいのに!と思ってしまうところもありますが、言えないのもわかるし、そこが切なくもあり、ほんの少し行動が違えばまた違う結末だったのかな…と思ったり。
本当に幸せになって良かった
すれ違う思いが切ない…
ここまで深く、切なく、そしてこんなに長く、彼を愛し抜いたヒロインがいじらしいです。断ち切れない恋心があるとするなら、それは運命の相手だから…と思える展開でした。彼にとっても、ヒロインが運命の女性だったのね。それにしても、課長がいい味。助演男優賞だなぁ。
安定の...
面白さでした!
切なくて、涙しました...
紙版をを購入したのですが、巻末の付録で、書き下ろし特別編の電子書籍を無料でダウンロードできるようになっていました。
男性側からのストーリーで、こちらもなかなか切なくて良かったです。
オススメです。
強がりで、相手を思うあまり
こんなにも相手を大切に思うあまり、強引に確認することもせずに、ぐっと我慢するからすれ違うんですよ〜
時々、あぁぁ!と思うシーンがありながら、なぜ平気な顔していられるのか。読んでいて苦しくなりました。
再読
コミカライズされたのを機に再読。遼太郎と、美穂、莉恵。どこから拗れてしまったのか。姉の嫉妬、妹の諦め。男の本心。西川係長と、市川女史がいいスパイスとなって、物語に色をつけていく。西川係長がとても大人で、この人のお話を読んでみたい。
良かった〜
作者さんの他の作品も好きで 今回購入しイッキに読んでしまいました。
文章の運び方が好きです。
作者さんの小説は、何度も読みたくなるんですよね。これもその一冊になりそう。
年月を経たふたり
好きなお話です。
長い年月を経て、何度もすれ違うふたりを思うと切なくなります。
少しもどかしくなりながらも、応援したくなるお話でした、
ついつい先が気になって、、、一気読みです。
そばにいる先輩、同僚も本当にいい仲間で、ホッとする場面もしばしば。なかなか気持ちが通じないもどかしさの中、少しづつしか出てきませんが、和泉くんは場を和ませてくれる存在で、お気に入りです。
彼のスピンオフ、読んでみたいです。
この作品から。
この作品で作者さんを知って全作品読んでいます。
最近の作風は好きではないけれどこの作品までのこの作者さんの作品は好き。
TLレーベルの軽めのラブストーリーではなくて読んで満足感ある作品。TLらしいシーンも素敵です。
なぜでしょうか?
とても良かったです。なのでどうしても遼太郎サイド『描き下ろし特別編』の話しが読みたくて本を購入しました。付録ナンバーを獲得して、ブック会員もしました。しかし「ナンバーが使用出来ません」と出ます。ちゃんと新書を購入しましたし袋とじになってました。凄く楽しみにしていたのに読めませんでした。