【感想・ネタバレ】浮雲のレビュー

あらすじ

第二次大戦下、義弟との不倫に疲れ仏印に渡ったゆき子は、農林研究所員富岡と出会う。様々な出来事を乗り越え、二人は屋久島へと辿り着いた――。終戦後、激動の日本で漂うように恋をした、男と女の物語。

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※本作品は電子書籍化にあたり、紙本に含まれていた次の要素を削除しております。
<解説 板垣 直子>

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救いようのない

屋久島旅行に行くのに関係のある小説、だと思って選びましたが…
泊まった宿も林芙美子さんが、そこで執筆したという縁の場所で、楽しみに読み始めたのですが…
人に固執する様やその時に流されてしまう様は理解できなくもないけれど、あまりにも救いようのない感情が吐露されていて、早く終わってくれと思う自分がいました。

最期のあっけなさには驚かされましたが、男も女もなく人間はどうしようもない生き物だと認識させられました。

#ドロドロ

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2024年12月18日

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