【感想・ネタバレ】猫でござる : 3のレビュー

あらすじ

あたいは三毛の福にゃんこ。神田の生まれでチャキチャキ江戸猫、煮干しと昼寝が大好きで、お祭り騒ぎも後の祭りも、まーるいお目々でお見通し――。愉快で気ままでときどきホロリ、名前はなくとも誇りはある。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が贈る傑作ねこ時代小説シリーズ、感動の最終巻!

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Posted by ブクログ

どのお話も必ず猫がキーワード。
猫と共に忍びをする忍者一族「猫目一族」の4人。

忍者の世界も時の権力者の都合で力関係がかわる。
猫目一族は他の一族から排斥された一族。

政治の世界の権力闘争、市井の中の事件。
この4人が、絡んだ事件を物語にした短編のあつまり。

当初文庫本にする計画がなかったのか
時系列でもう少しまとまりがあると、わかりやすかったんじゃないかなぁ〜。と。

ただしどれも、歴史の中の区切りとなるような実在の権力者や逸話を盛り込んでいるので、それはそれで面白い。

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2021年02月18日

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