【感想・ネタバレ】猫でござる : 1のレビュー

あらすじ

拙者は猫でござる。あちきはねこでありんす。あっしはネコでござんす――お江戸の猫は知っている。生きる喜び、生きる悲しみ、さだめの苛酷さ、この世の情け。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が描く、心がモフッと温まる連作ねこ草紙。

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Posted by ブクログ

映画「武士の家計簿」の脚本家。
猫が主人公で、短編が9話で構成されている。

話は1話完結でありながら、登場人物のいく人かは、縁があって、それらの人間模様と、猫自身によって語られるストーリーが多い。

一気に読むもいいが、短編であるという特性で、ちょっとした暇に読むと、心がリラックスする。

時代考証も詳しく、猫の言葉が語られるが、筋がリアルなので、その合わせ具合が絶妙。

シリーズ全3巻の第1巻。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

猫の視点で時代小説とは。
その視点は斬新。いや、夏目漱石もやっていたのか。
うーん?と思うところでも、ま、猫だからね!と思うとニャンとなくほんのり笑いながら許せるかも。
猫は可愛がってしまうよね〜。
鳥居耀蔵のお話が一番好き。

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2019年05月31日

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