【感想・ネタバレ】谷崎潤一郎のレビュー

あらすじ

室町時代の瀬戸内海、宝物をめぐって海賊や遊女、幻術使いたちが縦横無尽に躍動する幻の長篇エンタテインメント活劇「乱菊物語」。「妹背山婦女庭訓」「義経千本桜」「葛の葉」などの浄瑠璃や和歌と、母恋いを巧みに織り交ぜて綴る吉野探訪記「吉野葛」。女性への思慕を夢幻能の構図を用いて描く「蘆刈」。王朝文学に材を取った奇譚「小野篁妹に恋する事」、異国情緒に彩られる「西湖の月」、エッセイ「厠のいろいろ」を収録。巨人が紡いだ豊饒幻妖な物語たち。

解説=池澤夏樹
年譜=千葉俊二
月報=桐野夏生・皆川博子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何といっても「乱菊物語」の面白さに尽きる。これほど面白いと思った小説はあまりないと感じたほどだ。前編で唐突に終わってしなっているにも関わらず、である。

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2016年08月13日

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