あらすじ
6人の隣人、6回分の罠。さえない中年男の、親友の未亡人に寄せるほのかな恋心がとんでもない結末を生む「妻と未亡人」。夫の上司の娘を預かることになった主婦が、知りたくもない事実を知らされる「本当のこと」。思いがけない事件をきっかけに妻と愛人の間で孤立してゆく男を描く「隣の他人」ほか、ありふれた人々の、少し歪んだ思惑が交錯するとき、日常にぽっかりと開く恐怖の落とし穴。心の闇を暴くサスペンス6編。
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Posted by ブクログ
短篇六話
「妻と未亡人」
「家鳴り」
「終の道づれ」
「寺田家の花嫁」
「本当のこと」
「隣の他人」
「妻と未亡人」は,誤解なのか,詐欺なのか。結末が悲惨すぎるかも。
「家鳴り」は、家にまつわる話題。
短篇なので、結末が唐突なのは仕方が無いかも。
作者は文学者なので、余韻を残す為に説明はしない。
「小説すばる」に1993年から1994年に掲載。