あらすじ
イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。
*『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。
【目次】
はじめに
1 イスラーム以前の西アジアと環地中海
2 イスラームの誕生
3 民衆のイスラーム
4 拡大するイスラーム世界
5 革新のイスラーム
6 民族、国家、そしてイスラーム
おわりに
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Posted by ブクログ
#2024年に読んだ本 38冊目
#8月に読んだ本 1冊目
イスラームに関する知識が
ほぼなかったので読むのに1ヶ月かかってしまった
わりと、わかりやすく書かれてると
思うのだけど
地図とか図説みたいなのがあったほうが
有り難い…
20世紀末までを取り上げていますが
イスラーム世界が広がりすぎて
だんだん話も複雑になってきて大変だわ
Posted by ブクログ
イスラーム世界の展開に関する概説書。100の話題に分けて書かれており、1つの話が見開き2ページくらいで終わるので、非常に読み易いが、その分説明は簡略で、用語や人名ばかりということも無くはない。とりあえずイスラームについて基本的な理解を持っておきたいなら。