あらすじ
目の病気の治療や、視力回復には、
1分でよくなるなどのお手軽なものはありません!
大切な目のために、すぐに実践できる、
正しい生活習慣と最新情報を!
1章 あきらめなかった症例より
知らなかった&間違った情報で、視力を失わないで
2章 毎日の習慣で老化をゆっくりに
大切な目を守るため、今すぐできること
3章 目の寿命は短い!
40代から必ず知っておきたい目の病気
4章 糖尿病と予備軍の方へ
「糖質制限」で安定した血糖値コントロールを
5章 眼科外科医、芸術家、作家の顔も!
Dr.深作のスーパー健康いきいき生活
6章 情報の90%は目から
よく見えると脳は活性化する
7章 心豊かな暮らしのために
日本の眼科医療を世界水準に
●赤ちゃんがどのように視力を獲得するのか、
モネやゴッホなど、
人気画家の目の病気との戦いなど興味深い内容満載。
感情タグBEST3
目はむき出しの臓器
一部、ご紹介します。
・近視になるかどうかは遺伝で決まる。
・開封した目薬は2ヶ月経ったら捨てる事。
・目を洗っていいのは目にゴミが入ったときだけ
・泳ぐときはゴーグルを忘れずに
・眼球を激しく動かす「眼球体操」は、網膜剥離のリスクあり
・立体視3Dアートは、ただ目が疲れるだけ
・スマホやパソコン、テレビを見るときには、ブルーライトカットの眼鏡を
・長時間の読書やスマホ→近くを見続けるということ→毛様体筋の過緊張→調整力低下。一時的な老眼→だから遠くをぼやっと見るか、目を閉じる
・睡眠をしっかりとって、体力維持の運動を習慣にとりいれる
・炎天下ではサングラスをかける。
・抗酸化作用のあるルテイン、ゼアキサンチン、DHA、EPAを摂る。さらには緑黄色野菜を摂る。
・70歳以上になったら白内障手術を推奨する。失明防止のため
・糖尿病は微細な血管が詰まる病気。糖質の急激な上昇、下降が事態を悪化させる。
・情報の90%は目から入ってくる。よく見えると脳は活性化する。逆に見えないと脳の発達は阻害される。学習という経験を積まない限り、色も形も分かるようにはならない。
・見える=脳と目の共同作業。そのため、脳が勝手に映像を作ることもあり得る。幻視である。
・最先端の手術を受ければ、100歳でも視力1.0は可能
・社会からの隔絶は、認知症の危険因子の一つ。目が見えない→外からの情報入らない→楽しみなくなる→外が見えなくて歩くのが怖くなる→家に閉じこもる→筋肉が弱る→歩けなくなる→認知症で寝たきりになる恐れ→だから目の病気を放置してはいけない
・疲れたらさっさと寝て、休息をとること
Posted by ブクログ
目に関する「正しい知識・対応方法」が具体的に示されている。前著よりも抑え気味な筆致であることもあり、読みやすい。糖質制限が目に良いことに触れていることも、さすがと思った。
Posted by ブクログ
本書の医者の治してみせる。という意志が、はじめに書かれている。そこで引き込まれた。
目はとても繊細。激しく扱わないことを早期に教える。
コンタクトレンズは基本的に8時間を限度として装用する。
目はむき出しの弱い臓器。
目薬は封を切ってから二ヶ月で使い切る。
保存剤が多く入っているものの使用は避ける。
プールではゴーグルは必須。
眼球運動は意味がないどころか、悪影響を及ぼすこともある。
お湯につけたタオルを固く絞り、目に当てて目を休ませることは効果的。わざわざアイマスクを買わなくても良い。
3Dアートは目を疲れさせるだけとのこと。遊びとしては面白い。
スマートフォンの使用時間を制限して、目を休ませることは大事である。
ブルーライト対応眼鏡やサングラスは有効である。
サプリメントよりも緑黄色野菜を摂ることが良い。
短時間でも目を閉じて休ませる。
緑内障は手術で進行が抑えられる。点眼薬は進行を抑えるのみ。
糖質制限は目にも有効である。
即効性のある治療はない。目を休めることが大切。
目の手術も視野に入れて考える。